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 古河中等教育学校の公認キャラクターであり,このたび校長付特別補佐に就任したΣンが,日々,古河中等生をくまなく調査して,その日,もっとも「明るく(A)」「元気に(G)」「さわやかに(S)」学校生活を送った生徒さんを「今日のA・G・S」として校長先生に報告する㊙レポートです。

(参考)2017年「けやき祭」開会式・校長あいさつ
 「学校行事に取り組む時には,A・G・Sの姿勢を心に留めて。A・G・Sとは当然?『明るく』『元気に』『さわやかに』だ。人とかかわる際,『明るく』『元気に』は基本のき。しかし時にそれは独りよがりになる。大切なことは,いかに『さわやかに』行えるかだ。換言すれば『思いやりをもって』ということ。」




 
Σンレポート・今日のA・G・S H30
12/3(月) cooperation

 先月末,正確には4日前のことです。

 Σン・メール受信ボックスを眺めていると,異様な数の文字が並んでいる件名に目が留まりました。

「茨城大学図書館で地図研究ポスターが展示。古河中等生の作品も」

新聞の見出しでさえ10文字以内と言いますから,確かに長い件名です。

 新手の攻撃型不審メールか,と一瞬ひるんでしまいましたが,すぐに水戸一高の鈴木校長先生からだと分かり,ホッとしてメールを開きました。

 そこには「古河中等の作品が展示されていましたので,写真を送ります。生徒の皆さん,よく頑張っていますね。水戸一高の校長がたいそう感心していたと伝えてください。」との心優しいメッセージがありました。県内随一の歴史と伝統を誇る県立高校の校長先生が,他校の生徒を褒めたたえ,しかも写真まで撮ってくださったとは!

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定 …と思わず叫びたくなってしまいましたが,趣旨が違いますので,控えました。

 とはいえ,鈴木校長先生のお言葉を伝えねばなりませんので,さっそく,地図研究ポスターを作成した1年次の女子生徒さん3人とお会いすることにしました。実は1年次チームとともに2年次の女子生徒さんお二人の作品も展示されていたのですが,今日はその二人とうまくアポがとれず残念ですがお会いすることは叶いませんでした。

 1年次の3人の生徒さんとは,昼休みに事務室のお隣の部屋でお話しました。受け取ったメールについてお話をすると,3人それぞれが他の二人の顔を覗き込みました。そして,その後3人とも正面に向き直ってニコリ。

あたかもリハーサルをしていたかのような一連の動きです。

 3人の作品は「古河西口の観光マップ」なのですが,名所の写真を撮ってお手製のマップに説明文を添えて貼りつけた,かなりセンスある出来です。鈴木校長先生から送られた作品の画像を見ながら,「写真一枚一枚,いいアングルで撮っていますね」と感想を述べると・・・

またお互いの顔を覗き込み,すぐさま正面を向いてニコリ。その中でも今回は一人の生徒さんがかなり満面のニコリです。

 「この説明も分かりやすくまとめましたね」と述べると・・・

これまた決まった動作を繰り返し,今度は別の生徒さんが満面のニコリ。

 ここまできて,なんとなくその一連の動きに合点がいくようになりました。それは,その動作こそが,夏休みに協働してこの大作のマップを作り上げた互いへの敬意・リスペクトのあらわれ,そうなんですね。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定




 
11/22(木) the power of words

 5年次生の女子生徒さん二人が,12月に開かれるクイズ選手権に出場するというので,激励も込めてちょっとだけお話をしました。

 実は,その生徒さんのお一人は,この「Σン・レポート」に欠かせない専属イラストレーターなのです。現在,総勢5人を超える生徒さんたちにイラストをお願いしていますが,この生徒さんはその中でも草分け的な存在で,これまでも快くイラストを引き受けてくれていました。

 そこで,クイズ選手権のお話をした後に,その生徒さんに「Σン・レポートのイラストを描いてくれてありがとうございます」とお礼を述べました。いつもいつも,何の予告や予約もなしに,まあいわゆるアポなしで,突如,「このレポートのイラストお願いできますか」と頼んでいるので,お礼は何度言っても足りないくらいなのです。

 ところがどうでしょう,その生徒さんからの返答は思いもよらないものでした。

 ぴょこりと恥ずかしそうに礼をした後,発せられた言葉は・・・

       「また,お願いします」

 明るく元気に「はい,わかりました」の返答をしてくれるだけで十分すぎるくらいなのに,「また,お願いします」には琴線に触れる新鮮な力を感じました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
 
Σンレポート・今日のA・G・S H30
11/17(土) the chorus contest

 今日は保護者の方もお呼びして,1・2・3年次の前期課程の生徒さんによる合唱コンクールが開催されました。

 「一音入魂~想いを届け~」のテーマの下,それはそれは躍動感たっぷりの,そして心にしみいる合唱の連続でした。もう,“ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定”と叫んで,今日のレポートは完結です。どうか本校HPトップの‘ブログ’をご覧になって,その感動を共有していただければと切に願っています。

 とはいえ,せっかくですのでΣン視点でのAGSエピソードをご紹介しようと思います。

 

 開会式のことです。校長先生のあいさつが始まりました。

「歌声が響き渡る学び舎,それが古河中等教育学校です」(Σン:そのとおり,そのとおりです,校長先生!)

「その歌声を共有できるのは,皆さんがこの古河中等で生活しているからこそです」(Σン:心やさしい仲間との生活。ふむふむ。)

「・・・特にここ1か月は,朝早くから,お昼休み,そして放課後遅くまで・・・」

そして最後に,校長先生はこうお話になりました。

「生徒の皆さん,どうか『明るく』『元気で』『さわやかな』歌声で,この会場を,いや学校中を包み込んでください。いいですね!」

 すると,いつもなら生徒さんから大きな声で「はい!」の大合唱が返ってくるのに,今回はやや控えめの「はい」でした。そこで,校長先生は,

「もう一度メッセージを伝えます。どうか皆さん,‘S・G’・・・(?)」

 ここで生徒さんからすかさず‘大爆笑’が起こりました。そして,校長先生・・・

「失礼しました。(一呼吸おいて)‘A・G・S’の歌声を響きかせてください。いいですね!」今度は生徒さんから会場にこだまする,明るく元気でさわやかな「はい!」が返ってきました。

 この‘返事’とともに,先ほどの‘大爆笑’に

ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

 ・・・約2時間後,合唱コンクールの幕が下りました。・・・そのおよそ2時間後,校長先生は1Fの廊下で2年次の女子生徒さんから話しかけられました。「校長先生,先ほどは私たちの緊張をほぐすために,わざとA・G・Sを後ろから言ったのですね」(Σン:えーっ,本当ですか,校長先生?)


 
11/7(水) School trip(11/4-11/6)

 校長付特別補佐として3年次生の皆さんとともに,11/4から2泊3日の日程で奈良・京都方面への修学旅行に行ってまいりました。

 実は,出発の2日前の話なのですが,放課後に教室棟の階段を3Fまで上がって行ったところでホワイトボードに描かれたデザイン・メッセージに遭遇しました。

 そこには,ウイットに富んだ精錬されたタッチで「A・G・S」が大きく描かれていました。(右画像参照)

 「ああ,これぞ修学旅行へ出発するに当たっての意気込みの表れ」とホクホクとした気持ちに包まれました。

 さて,修学旅行中の生徒さんの様子ですが,ご想像のとおり,夏のニュージーランド語学研修に参加した4年次生の生徒さん同様,everytime everywhere,“ンンンンンンンΣン!今日の「A・G・S!」決定”の連発でした。そのような中,こんなことが・・・

 2日目の夕方,生徒さんたちは,宿泊しているホテルから歩いて,京都最古の禅寺である建仁寺へ向かいました。そうです,‛坐禅体験’です。

 静まり返った広間において,生徒さんたちは緊張した面持ちで,僧の方から坐禅での姿勢や呼吸についてご教示をいただきました。そして,いよいよ坐禅が始まりました。始めのころこそ,「姿勢や呼吸が乱れたら,肩を叩かれる」という恐怖心があったと思うのですが,程なくして,その場所はいい緊張感が漂う一体感のある雰囲気に包まれていきました。

 僧の方からの‛坐禅の終わりを告げる合図’が境内をこだましました。生徒さんたちも坐禅を解くことを許され,法話に耳を傾けました。5分程度の坐禅と誰しも感じていたことと思うのですが,実は20分もの間,集中をしていたことを知らされると,生徒の皆さんからは驚嘆の声が漏れました。   

 法話をお聴きしている間,気付いたことがありました。僧の方のお話が,(無礼な表現をお許しいただいて)なんとA・G・S満載だったのです。それは,坐禅中の生徒さんの様子へのご褒美だったに違いありません。ここで注目したいことは,坐禅中は「声も出せず,表情もつくれず,もちろん動きもできず」の状態だったということです。にもかかわらず,生徒さん一人一人から,日頃から培ってきたA・G・Sの空気が醸し出されていたのだと信じています。「‛声も,表情も,動きも’一切ない『明るく』『元気に』『さわやかに』」,これこそが‘無我の境地’なのでしょうか。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※ 建仁寺は厳しい禅寺で,座禅体験であろうと容赦なく棒(警策)で肩

 を叩く,と旅行会社の方もおっしゃっていました。



 
10/26(金) Full of Vigor(The first part)

 「校長先生,先ほどから右肩を気にしているようですが?」と尋ねると,

「え,あ,ああ,何でもありませんよ」とぎこちなく返答なさいましたが,「実は・・・」とお話し始めました。

 

 その布石は,4限目にあったそうです。

 校長室はグランドに面していて,体育の授業になると,窓を閉めていても生徒さんたちの元気な声が心地よく聞こえてくるそうです。

 さて,その4限目。3年次のクラスが体育の授業を受けていました。準備運動での大きなかけ声「(高い声で)イチ・二・サン・シ」→「(低い声で)ゴ・ロク・シチ・ハチ」,(…この繰り返し…)が,今日はいつもにも増して気合が入っていることに校長先生は気付いていたそうです。そしてその元気度は4限目の時間を通して終始下がらず,元気ハツラツな声がこだましていたらしいのです。なぜかそれだけで校長先生の心は満ち足り,嬉しさ満杯,はちきれんばかりの活力がみなぎっていたそうです。

 

 すると,6限目。グランドでは今度は1年次生が,これまた明るく和気あいあいと体育の授業に参加している声が校長室に飛び込んできました。校長先生は思わず窓越しに立ってグランドをのぞきこみました。そこでは,1年次の生徒の皆さんが,ソフトボールの導入練習として,ティーバッティング(例えて言うなら‘ゴルフの打ちっぱなし’のようなものでしょうか)をやっていました。もうそれを見ていた校長先生は,午前中の活力充電を通り越し,すでに放電状態になってしまいました。

 to be continued



 
10/26(金) Full of Vigor(The second part)

放電状態を適度に改善するためには,滝のしぶきを受けてマイナスイオンを浴びるのと同じで,何と言ってもOpen airの中に身を置くに限ります。とカッコつけた表現を用いましたが,結局のところ校長先生は,秋晴れの下,1年次生の活力を直に体感しようとグランドに出ていきました。

するとどうでしょう,これからティーバッティングをしようとしていた男子生徒さんが校長先生の姿に気づき,バットを校長先生に差し出しました。な,なんという気遣い。「いやー,ただ皆さんのハツラツとした様子を見に来ただけですから」といいながら,校長先生はすでに2,3歩,前に進み出ています。「(担当の先生に)すみませーん,一本だけ打たせてくださーい」とお断わりになると,真剣な面持ちでバッターボックスへ。

そしてまたまた心憎い演出が。守っていた生徒さんたちがどんどんどんどん後ろに下がっていきます。いわばホームランバッターを迎えたときのフェンスぎりぎりのシフト。

舞台はそろいました。校長先生はゴムのポールの上に置かれたボールに向かってフルスイング。「カキーン!」という音の代わりに「ぽとッ」という寂しいとともに「ズル,ズルー,ボテーッ!」という激しい音。そうなんです,校長先生のスイングはボールではなく,その下のゴムポールを直撃したのでした。その弾みで校長先生は足を滑らせ,危うく尻もちをつきそうに。本当なら元気な笑い声が沸き上がってもおかしくない状況だったのですが,生徒さんからは次々と「大丈夫ですかあ!」の声が発せられました。なんと,心やさしい生徒さんなのでしょうか。

 「大丈夫,大丈夫」と立ち上がると,生徒さんがゴムポールの上にまたボールを置いてくれました。なんという心遣いなのでしょう。

 汚名挽回,名誉?回復。校長先生が第2打席に立ちました。今度こそ,とまたもや全身全霊のフルスイング。「バシッ」今度は当たりました。でもどうでしょう,ボールはボテボテと弱々しく転がっています。「ああ,恥ずかしい…」と校長先生が思うもつかの間,生徒さんからは「おおー」という歓声?とともに激励の拍手が。なんと,慮(おもんばか)る気持ちがこんなにも。

 当然ながら,生徒さんは第三打席も用意してくれています。生徒さんの温かい待遇に少しは報いようと,校長先生は2,3度素振りをしてバッターボックスに。「カキーン!」と鋭く心地よい音がこだまして,白球は秋空の中に真っすぐに消えていきました。生徒さんから頂いた大ホームランです。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
10/25(木) a surprise party

 いやー,びっくりしました。

 「本日授業終了後,『第42回世界オセロ選手権』に出場が決定した前期生のために壮行会を開催します」とのお知らせがあったので,急いで会場となる体育館へ行ってみました。

 するとそこには,すでに6年次の生徒さん全員を先頭に,続いて1,2,3,4,5年次と,そうです全校生徒の皆さんがズラリと整然と並んでいました。

 今回の「壮行会」は通常の集会とは違う隊形だったので,先頭に並んでいる6年次生は何やら妙な表情をしていました。一方,1~5年次生はニコニコしながらも緊張した様子もうかがえました。

 いよいよ「壮行会」の開催です。生徒会の生徒さんが6年次生の前に立ち,「開会のことば」を述べました。

  「ただ今から,『第42回世界オセロ選手権』出場での健闘を祈るべく,・・・

  もとい!ただ今から,『6年次生にエールを送る会』を開催します」

 

 こうして,6年次生の皆さんだけが知らされていなかった,大学受験での健闘を祈る『6年次生のための壮行会=エールを送る会』が全校挙げて行われました。

 前期生は各年次とも全員参加の合唱で心のこもったエールを,4年次生は映像によるこれまでの歩みを称えるエールを,そして5年次生は応援団に扮して力強いエールを,それぞれ送っていました。

 古河中等生の,超一流の“力”を垣間見た時間でした。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

 「壮行会」が終わり,しばらくたった夕方,6年次の教室に足を運んでみました。そこにはいつもと変わらぬ風景―静寂の中,数名の6年次生が勉強している姿がありました。おじゃまかな,と思いつつインタビューを敢行。「今日の壮行会,いかがでしたか?」

 返ってきた言葉は,「もう前期生の歌から目頭が熱くなってしまって」,

「最後に校歌を歌っているときには,メラメラと湧き上がるものを感じました」。中にはこんな声も…「弟が3年次にいるのですが,なんにも教えてくれなかった」(とうれしそうに話してくれました),「おかしいと思ったんですよ,『オセロ世界選手権』って10月の始めに終わったのに,こんなにすぐ次回の大会出場が決まっているのかなって」(と分析を交えて笑って語っていました)。


 
10/18(木) twin peaks

 本日の放課後に,今現在,大学入試に向けて奮闘真っ只中の6年次生が,「大学別研究会」
の名の下,7つのグループに分かれて,一つ後輩の5年次生からの相談,例えば,日頃の学習方法や入試対策,はたまた生活上の悩みの解消などに親身になって答えていました。

 まだ志望大学の合格を勝ち取っているわけではない,それどころか出願願書さえ提出していないこの時期の6年次生の皆さんにとっては,この相談会は大変過酷?であるとお察しするところなのですが,どのグループも和やかな雰囲気の中,活発に質疑応答や相談がなされていました。

 このような6年次生と5年次生の皆さんの心温まる光景を目の当たりにしているうちに,この二つの年次は特別な関係にあるのだなということに,今更ながら納得してしまいました。古河中等の1期生である6年次生には,開校当時には当然ながら先輩も後輩も誰一人いませんでした。いつもパイオニアとして先頭を走ってきました。しかし,その隣にはいつの間にか一つ下の後輩が必ず一緒に走ってくれていたのです。これは6年次生が2,3,4,5,6年次と進級しても変わらぬ関係だったのです。1期生と2期生だからこそ構築できた,この上ない「相棒」の関係なのです。

 本日の研究会が終了すると,各グループから心のこもった拍手とともに,二つの年次の生徒さん双方から感謝の声が聞こえてきました。‘信頼’という2文字に覆い尽くされた,放課後のひと時でした。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 ところで,筑波山のように2つの頂をもつ山を「双耳峰」といいます。6年次と5年次は,まさしく古河中等の「双耳峰」です。



 
10/17(水) good tense atmosphere

 3・4限目の時間に,古河中等教育学校の若手の先生方による研究授業が行われました。今回は1年次と2年次の国語と社会の授業でした。どちらの授業にも,たくさんの古河中等の先生方が参観されていて,教室はいつもよりもかなり緊張した空気が漂っていました。

 授業担当の先生もそんな雰囲気をすぐさま察知して,授業の冒頭に「今日はこんなにも多くの先生方に授業に来ていただいて,皆さんさぞや緊張していることでしょう。でも大丈夫ですよ。私も緊張していますから。」と,どうしてそれで「大丈夫」なのかわからないお気遣い?の一言をおっしゃいました。当然ながら生徒の皆さんからは笑みがこぼれて,一気に程よい緊張感に包まれました。

 そんなこともあって,生徒の皆さんはいつもどおり,いやいや,何故かいつもよりも増して積極的に発言し,生徒さん同士で明るく対話していました。生徒さん全員で活動するときには一人一人が元気よく参加し,活動終了の合図とともに静寂なさわやかな空気が流れる,「参観させてもらえて本当によかったぁ」と思わず感じてしまう時間でした。

 そして,研究授業の終わりを告げるチャイムがなりました。いつもどおり,起立・礼(ありがとうございました)・着席,さあ,休み時間。

 ここでいつもとは違う会話が聞こえてきました。生徒さんたちが担当の先生のところに駆け寄り,「先生,緊張していましたね。」「顔が赤らんでましたよ。」「ほら,汗も」などとねぎらいともとれる言葉をうれしそうに投げかけていました。

 なんとも心温まる光景でした。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
10/12(金) SPORTS DAY

 今日は体育祭。一日中,生徒さんたちの張り切りを堪能させていただきました。ご想像のとおり,生徒さん,いや選手の皆さんの一挙手一投足にA・G・Sスピリッツが溢れ出ていました。

 今日の本番に向けたくさんの時間を費やして準備をしてきた実行委員,体育委員,生徒会の皆さんをはじめ,たくさんの係の皆さんに,そして,すべての種目において,「競技前は心を整え」「競技中は全力で」「競技後は勝っても負けてもフル歓喜」を実践した選手の皆さんに

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

 あ,そうでした,こんなこともありました。ご紹介します。

 開祭式で行われる選手宣誓で5年次生は,「(大学受験を控えた)6年次生を全力で気遣って・・・」と叫びました。
   

  6年次生はその宣誓を声を上げて笑って聴いていたのですが,開祭式が終了して一斉に退場していく際には6年次生のギアはすでにハイに切り替わり,ヤル気満載の「やるぞォー!」の大絶叫が聞こえてきました。

 実際の競技では6年次生への「気遣い」はどうだったのでしょうか。

 当然ながら,容赦ない‘ガチ対決’だったようです。

 
  そして閉祭式。実行委員長のあいさつは,(体育祭でありながら)「6
年次生の皆さん,これからの受験,頑張ってください」と結ばれていました。これが「気遣い」だったのですね。

 

 小雨まじる天気でスタートした体育祭でしたが・・・明るく,元気で,さわやかな空気に包まれた一日となりました。



 
10/9(火) That’s new to me.

 昼休みになると必ずグランドに出てきて,鉄棒のある砂場付近で無邪気に?元気なひと時を過ごす数名の3年次男子生徒さんの様子を,何度かこのレポートで伝えています。

 今日もその生徒さんたちを眺めて元気をいただこう,といつもとは違った経路でグランドに出てみると,砂場とは別の方向から「よし,来い!」「もう一丁!」などと凄みある声が聞こえてきました。声のする方に顔を向けてみると,軟式野球部の2年次男子3人の生徒さんが一球一球を大切にしてキャッチボールをしていたのです。まさしく一球入魂です。

 昼休み終わりのチャイムが鳴り,教室へと戻ろうとした3人に「昼休みに自主練ですか?」と声をかえけると,一人の生徒さんが「はい。なるべく昼休みには自主練をしています」と答えてくれました。

 えっ,なるべく昼休みには?今日から始めたのではないのですか?,などと混乱しながらも,「この練習はいつから始めているのですか?」と尋ねてみました。すると「去年の・・・えーと,自分たちが1年生の時からです。うまくなりたいので」との回答。

 もうこれで十分でした。今の2年次生の野球部員はこの3人だけです。彼らが入学した時,先輩の2年次と3年次の部員はそれぞれ1名だけでした。ですから,地区の中学校大会には近隣の中学校との合同チームで参加していました。そしていつの日からかこの3人が昼休みにも練習を始めた・・・。今年4月,新入生が軟式野球部の門を叩きました。その数,なんと7人。今,本校は単独チームで大会に臨んでいます。

 日々の努力の積み重ねが,実力と共に運も引き寄せてくれる,そんなふうな素敵な想いに耽ることのできたひと時でした。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ この長く続いている練習を,今日の今日まで知らなかったのは,グラ

 ンドを眺める位置と視点が固定していたからに他なりません。校長付特

 別補佐として広く調査報告する身として反省しています。


 
9/28(金) the halfway point

 今日は第1学期(前期)の最終日。午後から全校での終業式がありました。

 その中で,校長先生はこの9月にNHKを退局した40歳の女性アナウンサーのお話をなさいました。そのアナウンサーは担当していたEテレの名著を紹介する番組の中で,ある本に心を揺り動かされました。そして,「自分の内面と向き合い,幼い頃からの『医師になる』思いをかなえるべきではないか」と思うようになり,医学部受験を決意したのだそうです。校長先生は「その挑戦について称賛するためにこのお話を取り上げたのではありません。名著と読み継がれている本には『心に火を灯す』力がある,ということを改めて伝えたかったのです」とお話になりました。

 放課後。1Fの廊下を歩いていた校長先生に,2年次の一人の女子生徒さんが「さようなら」とあいさつをしました。そして・・・

 「校長先生,女性アナウンサーが出会った『本』を教えてください」

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

 そういえば,デカルトはこんなことを言っています。The reading of all good books is like conversation with the finest men of past centuries.

 

※ その本は,Eテレ「100de名著」(毎週月曜/10:25pm-10:50pm

という番組で5月に特集した神谷美恵子著「生きがいについて」です。



 
 
Σンレポート・今日のA・G・S H30
9/18(火) Successors

 S1:「はい,ただ今,校長先生が玄関をお出になりました。車を停めら

   れているところまでは,通常なら21秒です。おおっと,アカデミッ

   クホール前のベンチに座っている生徒に声をかけて話はじめてしま  

   いました。まだ待機していてください。まだです。まだです。はい,

   今,「さようなら,気をつけて」とあいさつをして歩き始めました。

   車まで9秒の地点。『3,2,1,ハイ!』,S2さん,S3さん,今で

   す今です。小走りで,図書館入口へ向かってください。完璧です。」

 

と,このくらいの下準備と緻密な計算をしていたにちがいません。

「校長せんせー,校長せんせー」と声をそろえて二人の5年次の男子生徒さんが校長先生に向かってきました。二人の生徒さんは,後ろから追いかけてきたのではなく,前方から走ってきました。しかも呼びかけを聞いて校長先生が立ち止まったところが車まであと2歩の地点。傍らでその様子を目撃したわけですが,偶然にしてはあまりにも出来過ぎです。

 なぜ「校長せんせー」と呼び止めたのかというと,来月に実施する「体育祭」での企画案の説明だったようです。そうなんです,二人は体育祭実行委員会の中心メンバー。これまでの様々な学校行事の企画・運営は多くが第1期生の現6年次生の皆さんが先頭に立って行っていました。文化祭と並んで生徒主体の大きな学校行事である「体育祭」,今年は第2期生である5年次生が全面的にリーダーシップを発揮しています。

 今日の企画案の説明,「プレゼン」と言ったほうがしっくりいくほど,説得力のある内容であり,二人の役割分担も巧妙だった,と後から校長先生がおっしゃっていました。もしかしたら「プレゼン」の練習を積んできたのでしょうか。いやいや,学校行事を受け継ぐ自負心と責任感の表れだったのですね。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※「企画案」は体育祭当日まで秘密だそうです。


 
(号外)
An unexpected gift

9/12(水)のことでした。なんと水戸一高の鈴木校長からお電話が。

「あっ,Σンさん?『水戸一高のA・G・S第1号が決定』しましたよ。」

 頭が混乱した状態で水戸一高さんのHPを開くと,天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。

 校長ブログ「図南の翼」のページ,そこには「水戸一高のA・G・S第1号決定!!」とのタイトルが・・・えっ?・・・!!

 すでに皆さんはお察しがついていることと思いますが,ブログには水戸一高のある生徒さんの心温まるエピソードが綴られていました。

 鈴木校長先生が「ンンンンンンンΣン!今日の『A・G・S!』決定」とお叫びになったか否かは定かではありませんが,今年で140周年を迎える県内随一の歴史と伝統を誇る水戸一高の校長先生が,何のてらいもなく,事もなげに,普通名詞としてA・G・Sを使っていただいたことに感服したしだいです。



 
 

9/4(火) Something powerful 

 夏休みに入る直前に全生徒さんが受けとった進路指導部の「キャリア通信」のタイトルには,大きな文字でこう記してありました。

   「夏休みは学習の天王山」

 さらに,6年次生の欄には「夏を制する者が受験を制す」とも。

 これから古河中等生として‘はじめて’受験に臨んでいく6年次生にとっては,この夏の大切さは重々わかってはいるものの,ズシンとくるフレーズであったに違いありません。

 ということもあって,昨日から夏休みを終え登校している6年次生に,あいさつ代わりに「夏休みはどうでしたか?」と尋ねてみると,返ってくる言葉は概ね「はい。やれたことはやれましたが,もう少しできたのではと思っています」「勉強時間としてはある程度満足はしているのですが,成果が感じられません」というものでした。なんと誠実なコメントなのでしょうか。6年次生の皆さん,「もう少しできたのでは」と思うからこそ,これから活力がみなぎるのですよ。夏休みの‘成果’が出るのはこれから,2か月後ですよ。

 9月から再び学校での生活が始まった6年次生。登校している様子も,廊下で交わすあいさつも,もちろん授業を受ける姿も,いい意味で落ち着き払っています。そういった6年次生の姿に触れるたびに,「平常心で日々の生活を送り,その積み重ねによる力」「普段の自律した生活が生み出す力」,そう‘普段力’とでも呼ぶべき逞しい力がしっかりと培われているのだなと感じるのです。

  ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
8/18(金)~8/28(火) A・G・S inNZ  

 Hello, friends!  How's it going?  I'm in a state of powerful AGS.

I'd been there in New Zealand from August 17th to 28th.

 

ということで,この夏,校長付特別補佐として4年次生の皆さんとともに12日間のNZ語学研修に行ってまいりました。参加した生徒さんの熱心な取組の模様は,すでに本校HPのブログにアップされていますので是非ご覧ください。

 

NZでは,毎日毎日が“ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定”の連発でしたら,このレポートでは報告しきれません。そこで,思わぬ「A・G・S!」番外編,いや海外編を一つだけお知らせします。

 

≪Σン・レポートin NZ

 NZの玄関口オークランド空港に降り立つと,4年次生徒さんを乗せたバスはハミルトン近郊のケンブリッジへ向かいました。そこで,生徒さんたちはなんと初日からファームステイを体験することになっているのです。

 途中,ハミルトン動物園を見学したのですが,そこで思わぬことが・・・

 Giraffe Rhinos Zebra などを見て楽しんでいると,別ルートから来た男子生徒さんグループが「たっ,大変です。すごいんです。ここ,ニュージーランドにも‘AGS’が伝わっています!」と興奮を隠しきれずに口々に話してくれました。何を言っているのか???の状態でいると,「ほら~見てください」と,スマホで撮った写真を見せてくれました。

 なんとそこには‘AGS’の文字。「この先を進んでみてください。すぐに分かりますから」と教えてもらったので,急いで指さす方向に行ってみました。すると,そこには4年次の生徒さんが人だかりになって(といっても5人ほどが)‘AGS’を指さしていました。

 「本当だ。‘AGS’が赤道を越えてこのNZの地に・・・」と感慨深く眺めていたのですが,急に淋しい気持ちでいっぱいになりました。

 実は,‘AGS’の文字は見学ルートに沿って植えられている竹に刻まれていたのです。見ればそこの何本もの竹には様々な文字やイラストが刻まれていました。「なんと心ない仕業・・・もしや,この‘AGS’は・・・」

 そんな混乱した心を見破り,一人の男子生徒さんが,「ほら,見てください。削り掘った文字の周辺は茶色味がかっています。これは,だいぶ前に刻んだということです」と説得ある説明をしてくれたのです。この‘察する心’’気遣い’には大感服。

  ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
7/23(月) Make hay while the sun shines??? 

 いよいよ夏休みがスタートしました。とはいっても,1年次から3年次までの前期課程の多くの生徒さんは部活動に参加し,そして4年次から6年次の生徒さんたちは夏季特別授業を受けていますので,学校内はいつもと変わらぬ人口密度でしょうか。

 もうすぐお昼ということもあって,グランドで練習をしていた運動部の生徒さんもタオルで汗を拭いながら引き揚げて来ました。「お疲れさまー」と声をかけながら,北門の方へ向かって行くと,自転車置き場の裏手からなにやら動く気配が感じとれます。「だ…れ…か…い…る…の…で…す…かぁ」と恐る恐るのぞいてみると,炎天下,容赦なく降り注いでくる熱光線を受けながら,せっせと花壇の雑草抜きをしている3年次生の一人の女子生徒さんと二人の男子生徒さんの姿を見つけました。

 「暑い中,ご苦労様。でも,帽子はかぶらないといけませんよ。熱中症には気をつけないと」と声をかけると,

 「はい。すみません。計画的にやっているわけじゃなかったので」と幾分自戒を込めての返事がありました。

 少し話を聞くと・・・3人は科学部のメンバーで,たまたま今日,花壇に咲いているサルビアが雑草に囲まれているのを目にしたそうなのです。実はそのサルビアは4月に科学部員の人たちが植えたもので,7月になって赤い花が咲き誇っているのを遠くから毎日登下校中に見てうれしく思っていたそうなのです。ところが,たまたま花壇を間近で見てみたら・・・もう,「思い立ったが吉日」,「今日なし得ることは明日に延ばすな」,「今日の一針,明日の十針」,「好機逸すべからず」,「善は急げ」・・・の気持ちで覆われてしまったのでしょう。早速,部活の合間を縫って,雑草抜きをはじめていたのです。しかも,手押しの農作業用一輪車まで花壇に載せて。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

でも,「急いては事を仕損じる」(Haste makes waste.)ということわざもあるのですよ。帽子を忘れてはなりませぬ。

 

※ この日,全国各地で猛暑日を記録する中,熊谷市では国内の観測史上

 最高となる41.1度を記録しました。生徒の皆さん,こまめに水分補給を

 するなど周到な暑さ対策を心がけましょう。


 
7/12(木)in the open air

今日の午後は4年次生がキャリア教育の一環としてアカデミックホールでの「講演会」に参加するので,5限目からは全校「ノーチャイム」で各授業が行われます。

 昼休みがまもなく終わろうとする頃,2人または3人が一グループとなって,ぞろぞろゾロゾロと生徒さんたちがグランドに出てきました。

 「午後からはノーチャイムですよぉ。もうすぐ5限目の授業が始まってしまいますよぉ」と教えてあげようと思ったのですが,思い止まりました。

 そういえば4月には1年次生が,理科の授業で「春に見られる植物を調べてみよう」という観察を学校の敷地内じゅうでやっていました。今回も理科の観察なのでしょう・・・ふむふむ合点がいった・・・と言いたいところなのですが・・・しばらく様子を見ていると,グランドの中央やテニスコート前,鉄棒の下などに,それぞれ一人の生徒さんが立ち,声を出して,表情豊かに何かを語っているのです。しかも,その生徒さんたちのグループパートナーは,誰もがスマホなどで,草木ではなく‘語り部’を撮影しているではありませんか!・・・何をしているのでしょうか。

 この奇妙な光景の正体を探るべく,あたりをキョロキョロと見渡してみました。すると,そんな生徒さんたちの様子を眺めている英語科の先生を見つけたのです。

 その先生から詳細にお話をいただいたのですが,簡単に説明しますと,「5年次の英語の授業でフォーマルなスピーチを生徒に課している。教室内では生徒全員が‘他人に伝える気持ちを大切にして’一斉にスピーチを行うことができない。なので,比較的涼しい今日は青空の下で行った」ということだそうです。

 これはこれはなんと画期的で素晴らしいアイディア企画,もちろん・・・

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

と叫びたいところですが,「A・G・S!」の対象は生徒さんですので,先生ではマズイでね。

 実は,生徒さんのAGSチックな姿勢は,このレポートの冒頭にお伝えしました内容にも垣間見られます。それは,「ノーチャイム」にもかかわらず,生徒さんは5時間目が始まる数分前にはペアやグループになってグランドなどに姿を現し,自分たちのスピーチ会場を選定していたのです。そして,それぞれが思い思いのリハーサルを行い,いよいよ本番を迎えました。深呼吸をして,一人,二人の聴衆に向けて,真剣に,心を込めて,自分の想いを英語で訴えていました。

5限目終了を知らせる心のチャイムが鳴ったと同時に,そこにいた5年次の生徒さんたちは三々五々教室へと向かって行きました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 




7/4(水) To reach  the  ultimate  state 

 昨日から後期課程の定期考査がはじまり,今日からは前期課程でも定期考査がスタートしました。

 そのためか,今朝は自転車通学の生徒さんの到着ピークがいつもより早まっているようです。8時前には,自転車置き場が混雑していました。

 自転車を置いて,足早に昇降口に向かう前期の生徒さんに,「テストの準備はどうですか?」「勉強はしっかりできましたか?」などと声をかけると,

  ・「はい!!!!!」 ・「かなり勉強したと思います!」

  ・「やれるだけやってきました!」

などなど,多くの生徒さんから信じられないくらいポジティブな返答がありました。おっ,これこそ‘AGSスピリッツ’,とちょっとだけウキウキしました。何事も前向きにとらえていくことは本当に大切です。皆さん,大したものです。

 そして本日のテストが終了した放課後,3Fの廊下で4年次生の女子生徒さんが今日受けたテストの問題用紙を真剣に眺めながら,熟考しているような姿が目に入りました。4年次の生徒さんたちは,4日間の定期考査のうち今日で半分が終わったことになります。あの問題用紙に穴が開くくらい食い入るような表情をしているのは,なぜなんでしょう?よほど難問だったのでしょうか,悔しい想いがあったのでしょうか?

 「テスト・・・あの・・・思うように・・・悩んで・・・」と何を尋ねたいのか自分でもしっくりいかない言い方をしていると,

 「あっ,大丈夫です。心配いただいてありがとうございます。実は,今日のテスト,最後まで攻め抜けたかな,と確認していたのです」

 ‘攻め抜いた’という表現をうまく消化できなかったので,その後に言葉を返すことをためらってしまいましたが,‘テストを攻め抜く’という意気込み,境地には,妙に心を打つものがありました。この生徒さんなりにテストへの臨み方を体得したのでしょうね,きっと。

  ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
6/22(金) KogaTutor


  定期テストの2週間前あたりから,次第に恒例になりつつあります‘古河チューター’が始動します。定期テストⅡが7/1から始まりますので,今日はテストまですでに10日を切っているということに。

 よーし,今日は‘古河チューター’について取材を試みよう,と放課後に進路室閲覧室に潜入してみました。‘古河チューター’とは,テスト前の始業前や昼休み,放課後を利用して,上級生がチューター(生徒の中の先生?)となって下級生にお勉強を教えるという取組の総称です。‘古河中等’だから‘古河チューター’,ハハハ,これはこれは「言い得て妙」です。

 進路閲覧室入口には「‘古河チューター’始めました」の看板。これって「‛かき氷’始めました」のようで季節感があっていいですね,と報告書にメモを残そうとしたところ,よく見ると「‘古河チューター’実施中」と書かれていました。都合のよい思い込みはいけませんね。

 真剣に学習している先輩・後輩の輪を乱しては失礼ですので,そおーっとドアノブを回し,ドアの開け閉めをし,足音をたてずに‛古河チューター’の活動現場に近づいていきました。しかしながら,金曜の放課後は部活動があるので,実はこの現場にいるのは部活をつい先日引退した6年次生がほとんど。そんなわけで,本日は純な‛古河チューター’ではなく,6年次生同士で英語と数学の教え合いをしているようでした。

 その中で,3人の6年次男子生徒さんが数学の問題に猛アタックしている様子についつい引き寄せられ,それぞれのノートに素早く記されていく数字や文字,線やグラフ,図形などを眺めていました。書く手が止まると,思考の時間が訪れ,その停滞した状況がしばらくすると,今度は堰(せき)を切ったように数式が次々と溢れ出てきます。その様子を目の当たりにすると,もう目だけでなく,頭までグルグルと回ってしまってしまいました。

 フラフラの状態のため,その解法が正解に向かっているのかどうかなど全く分からず,ただただ生徒さんたちが解き終わるのをじっと待っていただけでした。‛傍観’していたというか,‛ボーっと’していたのです。

 すると突如として一人の生徒さんが,ノートに‛A・G・S’と書き出したのです。どんな意味があるのでしょう?なんの意図があるのでしょう?

降参の合図?有終のジ・エンドの印?余裕の表れでしょうか?自分へのご褒美でしょうか?またまた,単なる気まぐれでしょうか?

 でもそれがどんなことであろうと構わないのです。ノートにしっかりと‛A・G・S’と書き込んだことがすべてです。始業式の日,校長先生が「‛A・G・S’は魔法の言葉」とおっしゃたのをふと思い出しました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 


6/19(火) Let's enjoy  yoga.

 今日,2年次生は校外学習として研究所・研究室体験にお出かけです。大型バスでの出発となるので,朝の8時前からアカデミックホール横のピロティ―は2年次の生徒さんたちでいっぱいでした。

 ところが,その一団とは少し離れた正面玄関前で,朝の眩しい陽光を正面に受けながら,なんと‘ヨガ’に興じる二人の2年次女子生徒さんを発見しました。興味津々近寄って,「朝ヨガとは粋ですね」と声をかけると,

「ヨガではありません。こうして腕を伸ばして,その角度を変えながら,太陽の光がどこまで届くか調べていたのです」

 「??????(朝から何をおっしゃっているの)」と思いつつ,‘ヨガポーズ’の指し示す正面玄関を見て,頭の中が整理できました。

 そこにはサルビアの苗が植えられたプランターがいくつも整然と並べてありました。そのプランターは現2年次生が1年次の「技術」の授業で作製したもので,2年次になって「技術」の授業の時にサルビアの苗を植えたのです。そして,今,そのプランターが置かれている正面玄関前には陽光が届いておらず,日陰になっていたのです。

 おそらく,‘ヨガポーズ’,いや‘測量ポーズ’をしていたお二人は,今朝,学校に到着してサルビアのプランターが置かれている状況が気になったのでしょう。「ここでは,日が当たらないのでは?」そう考えたのですきっと。昨年のプランター製作時の楽しさや苦心,工夫をつぶさに思い出しながら,サルビアの苗を見つめていたに違いありません。

 「大丈夫!!」と測量結果を確認して,二人は嬉しそうに出発のバスを待つ一団に向かって行きました。夏には真っ赤な素敵な花を咲かせてくれることでしょう。

  ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 
6/12(金)It’s Qtime.


 5限目の時間,3・4年次生対象に「薬物乱用防止講話」が開催されました。講師の方から覚せい剤,危険ドラッグ,大麻などの中毒の恐ろしさや危険性に加えて,お酒やタバコのお話もありました。

 講話が終了すると「質疑応答」の時間です。以前にもお伝えしましたが,講演や説明会後に設定されている「質疑応答」に臨む古河中等生の姿勢は名物と言ってよいほど迫力に満ちています。それだけ真剣にお話を聴いているということでしょう。それとともに湧き上がってきた‘?’を‘!’に変えたいという熱い想いがあるのでしょう。

 司会の生徒さんからの「質問がある人は手を挙げてください」との声を合図に,サッと,いやドサッとたくさんの手が挙がりました。「大麻の栽培についてお話がありましたが,容易にできるのですか?」「大麻合法の国もあるようですが,その依存性はコントロールできる程度なのですか?」などなど・・・予定の時間が過ぎてもまだまだ質問が続きました。

 そして,最後が3年次の女子生徒Fさんからのこの質問・・・

   「タバコは健康上大きな影響を与えることは誰もが承知しています。

   しかも,受動喫煙などたばこを吸わない人の健康にも影響を及ぼす

      ことも分かっています。また,飲酒についても依存症など人へ悪影

      響を及ぼす場合があります。ならば,タバコとお酒を20歳未満だけ

      規制するのではなく,全面禁止とすることが本来は必要なのではな

      いでしょうか?」

 本質的なことを突いた大変すばらしい質問でした。講師の方も唸っていました。これこそ今日の「A・G・S!」と叫びたいところをグッと我慢して会場を後にしました。

 

 翌日朝。叫びを我慢したおかげで,新たな展開が生まれました。

 登校したばかりのFさんと1Fの廊下でバッタリと鉢合わせ。

 Σン:「講演会での質問には,多くの人が考えさせられたことでしょうね」

 Fさん:「ディベート活動で日頃から考えていた問題だったので,何とし

            ても専門家の方にお聞きしたいと考えていました。ディベート活

            動も講演会も,私自身の考える力を膨らましてくれています」

 なんと返答したらよいのでしょうか・・・これしかありません。

     ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 
 
Σンレポート・今日のA・G・S H30
6/6(木)Pioneers

 本校の看板行事の一つ「けやき祭」までいよいよあと二日となりました。ここ数日,放課後になると教室,廊下,ピロティ―,ありとあらゆる場所が準備にせわしく勤しむ生徒の皆さんでいっぱいになります。

 そんな中,「生徒会長さんと文化祭実行委員長さんが,一日の終わりには,学校中の施錠を率先して行っているのですよ」という噂がどこからともなく流れてきました。校長付き特別補佐の称に恥じぬよう,‘忍びの捜査官’Σンとなりお二人の活動の様子を少しばかり調査してみました。

 校内聞き込みすればするほど,この6年次生お二人の「けやき祭」運営への並々ならぬ想いと努力が浮かび上がってきました。何か月も前から着手した全体の構成構築と関係委員会等との連携。ここ数日間は,各企画についての綿密な進捗状況のチェックとアドバイスに明け暮れ,プログラム進行の入念な段取り,幾日もかけてのパンフ作成やモニュメント制作,などなど大変多忙極まりません。そして・・・一日の最後が学校中を走り回ってのていねいな完全施錠です。当然ながら先生方も校内の見回りをしているのですが,施錠中二人から何気なく出てきた言葉が「迷惑はかけられない」ということでした。

 その言葉を聞いて,ふと,先日の運動部関東大会出場の壮行会での校長先生のお話がよみがえってきました。「大半の部活は5月の大会をもって一つの区切りをつけました。一期生である6年次生のおかげでどの部も現在の姿まで成長することができたのです。この軌跡をこれからは5年次以下の生徒さんたちがしっかりと辿り,更なるステージに押し上げてくれるはずです。この一つ一つの積み重ねが本校の実績となり,伝統を築き,歴史を刻んでいくのです。」

 校長先生!部活動だけではありません。このお二人をはじめ,多くの一期生がひたむきに学校行事を練り上げ,支えてきてくれました。「けやき祭」を間近に控えて,学校全体から,そして生徒さん一人一人から,古河中等としての‘風格’が醸し出されてきたように感じています。

  ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※ 校長先生から,                                                          

 「先日,生徒会長さんからこんな話を聴きました。『このけやき祭に取り組みながら,自分たち一期生がでしゃばり過ぎていないか,後輩たちにもっと任せるべきではないか,次の世代(?)に私たちの想いも含めきちんと伝えきれていないのではないか,こんな思いばかりが頭をよぎっています。』」

 大丈夫。生徒の皆さん全員があなたたち6年次生をリスペクトしています。君たちはスーパーAGSです。



 
6/4(月)a fish in water

 今日の5限目に行われた前期課程運動部のための壮行会は,来週末から始まる中学校総体市内大会に出場する各運動部の選手全員に,運動部には所属していない生徒さん全員が様々な形でエールを送る企画です。エネルギッシュで前向きな古河中等前期生の姿が随所に見受けられる AGS満載のイベントとなりました。 *詳しくは「古河中等ブログ」を。

 その中で,‘今日のAGS’候補をいくつか挙げてみると,

 □ 昼休み中に前期生全員が体育館に集合,壮行会の変則態勢まで整って

  しまい,なんと5限目開始の10分も前に,開会してしまったこと

 □ 各部の堂々としたあいさつとパフォーマンス,そして大きな拍手

 □ 急造ながら,笑いをとりつつ全体を率いた応援リーダー十数人の活躍

 □ <番外>校歌斉唱の見本として,さわりの4小節だけ美声を轟かせる

       予定だったのが,つい「今日はお喉の調子がよろしいわッ」

       と,気付いてみると全編歌っていた‘ハマ’の教頭先生

 どれもこれも甲乙つけがたのですが,ある‘舞台裏’を目撃してしまった以上は,この方(かた)を‘今日のAGS’に推奨したいと思います。

 

それは,各部の紹介パフォーマンスでの出来事。司会進行は3年次の女子生徒ABさんお二人が頑張っていました。

 ・Aさん(司会):「では,はじめはサッカー部です。どうぞ」

     <サッカー部のパフォーマンス>

 *ここで司会席の近くにお座りになっていた校長先生が何やらAさんに向かってボソボソ言ってます。よく耳を澄ましてみると,「パフォーマンスが終わったらすぐにコメントをはさんで」。Aさん:「それはマズイです」。校長先生:「大丈夫大丈夫」,Aさん:「(何が大丈夫かわかりません)・・・」。Bさん(進行):「???」。そうこうしているうちに,次の紹介に・・・

 ・Aさん:「次は,バスケットボール部です。」

           <バスケットボール部のパフォーマンス>

 *またここで校長先生が「今度こそ『見事なシュートを見せていただきました。ナイッシューッ』とかコメントをはさんでくださいね」,Aさん:「時間に制限があるので,それはできません。秒単位で設定しています。ああ,大変です,バスケ部が終わってしまいました。えーと,えーと・・・」

すると,いつのまにかBさんがマイクで語り始めていました。

 ・Bさん:「観客席まで飛び込むパフォーマンス。本番でもよろしくお願いします」

 この後もBさんの絶妙な実況アナウンスは止まるところを知りませんでした。

 ・Bさん:「剣道部の皆さん,暑いのに防具を身に付けてのパフォーマンス,

      お疲れ様でした」←これ日常のことでしょ

     「陸上部の皆さんの‘敬礼’すごくかっこよかったです」

     「水泳部の選手は鉄棒が好きなので,体操部かと思っていました」

     などなど。

 いつの間にか,水を得た魚のように,壮行会を盛り上げていました。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


5/29(火)A big smile 

 6限目の授業が終了し,どのクラスもあと5分ほどで‘帰りの会’が始まろうとしていた時,1F廊下の角で,ある1年次の担任の先生と鉢合わせしそうになりました。その先生にあいさつをしようと一歩下がると,それこそ全身が‘満面の笑み’と呼んでもよいくらい,その先生は嬉しさいっぱいの表情をしていました。

「何かよいことがあったようですね?」と尋ねてみると,

「いや,別にそんなことはありませんよ」と即座に返していただいたのですが,そう言いながらも階段を3段も抜かして駆け上がったと思えるほど軽快な足取りでスタスタと4Fへ向かって行かれました。

 「これは絶対に何かある」と確信し,その先生の背中を追っていきました。ヒーヒー言いながら1年次のクラスに到着すると,もうその先生は‘帰りの会’でのお話を始めていました。

 そおーっと生徒の皆さんにも見つからないように廊下の片隅でそのお話に耳を傾けてみました。

 「・・・今日の3時間目,あるクラスで授業をしていると,グランドから体育の授業での元気いっぱいの爽やかな‘あいさつ’が聞こえてきたのです。確かにこれまでもあいさつ練習の声は聞こえていました。しかし,今日の響き渡る声は何か心がこもった一体感のある特別なものだったのです。この4Fから,どこのクラスなのかな,とグランドを見つめてみると,なんと自分のクラス,そう皆さんだったではないですか!・・・(ここからは生徒の皆さんの笑い声や拍手などがあり,先生のお話を聴きとることが少々困難となりました)・・・これからもよろしくお願いします!」

 即座に,生徒の皆さんからは,「はい!」とこれまたすこぶる明るく澄みきった返事が轟きました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ 『5/18(金)Resonance』をお読みになっていただくと,今日の報告

 の意味が一層お分かりになると思います。



5/18(金)Resonance

 古河中等の名物授業の一つに,新古河中等生,すなわち1年次生を対象に,体育の授業で行う「あいさつ声出しトレ」があります。5月のGW明けごろから行われるのですが,準備体操後,整列したクラスの前で二人の体育委員の一人がこう叫び,いや大きな声で伝えます。

 A:「これから『あいさつ』の練習をします。大きな声でお願いします。」

 A:「おはようございます!」  全員:「おはようございます!!!」

 A:「こんにちは!」      全員:「こんにちは!!!」

 A:「お願いします!」     全員:「お願いします!!!」

 A:「ありがとうございます!」 全員:「ありがとうございます!!!」

 A:「失礼します!」      全員:「失礼します!!!」

 A:「さようなら!」      全員:「さようなら!!!」

 そして,もう一人の体育委員Bさんが同じことを繰り返します。この全身全霊を込めた「あいさつ」はグランド中に響き渡るだけではなく,各教室にも聞こえてきます。

 この1年次生対象の体育での指導が,古河中等生の‘礼儀正しさ’の源泉になっているのは間違いなさそうです。

 それとともに,五月晴れの清々しさが訪れるたびに聞こえてくる‘大合唱’を耳にすると,6年次生や5年次生などは中等でのこれまでの歩みを瞬時に振り返っているのではないでしょうか。おそらくその懐かしさを感じることが,この季節に一回り成長した自分を自覚することにつながっていると思います。

 今日は何に対してか全く分からなくなってしまいましたが,この雰囲気に

     ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 


5/17(木)butterfly

 朝8時ごろ,本校の学びのシンボル‘アカデミックホール’を見上げると,その白い外壁に‘アカボシゴマダラ’というチョウが羽根を休めているのを見つけました。この蝶々は,黒白のごまだら模様の大きなタテハチョウで,もともとは奄美諸島など南方の地域で見られたものなのですが,ここ数年,関東地方でも見かけるようになっています。やはり温暖化が相当すすんでいるのでしょうか・・・

 というわけで,この大発見をチョウのことならお任せと自他ともに認める5年次の男子生徒Aさんのところに,勇んで伝えに行きました。「彼ならきっと小躍りしながら話を聴いてくれる」,そう思って2Fの教室まで行ってみたのですが・・・・・

 Σン:「アカボシゴマダラがそこに!」

    A:「そうですか。僕も2011年から観察を続けています」

 Σン:「えっ,そんな前から目撃されていたのですか。やはり,温暖化の影

    響でしょうか?」

  A:「温暖化の影響というわけではなさそうです。実は,このへんで見る

    アカボシゴマダラは,特定外来生物に指定されているのです。中国

    大陸産のもので,蝶マニアによって人為的に放蝶された可能性が高

    いのです。奄美大島などにいた日本固有種ではありません。」

 Σン:「というと生態系に影響が出てしまう心配があるのですか?」

  A:「はい。幼虫期にエノキを利用する国蝶のオオムラサキや固有種のゴ

    マダラチョウなどを守らねばなりません。」

 幼少から積み重ねてきた研究‘魂’に恐れ入りました。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ アカボシゴマダラは,平成30115日に環境省から特定外来生物に

 新たに指定されています。

    ところで,なぜチョウは英語でbutterflyというのでしょうか。



5/14(月)coordinator

 お昼休みのことです。二人の2年次の女子生徒さんがグランドに出てライン引きをしていました。「体育委員なんですか?」と声をかけると,

 「陸上部ですが,体育の授業と部活動のためにラインを引いています」

 少しお話して探ってみると,やはりこの作業はボランティアで行っているようです。顧問の先生のお話を聴いてヒントを得て始めたらしいのです。

 すかさず,ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定 です。

 ライン引きが終わり,一人の生徒さんがこんな話をしてくれました。

 「(あそこにいる)3年次の先輩はいつも昼休みになると砂場の鉄棒で運動しています(←遊んでいるのですよ)が,すごいですね。給食の後,グランドに毎日出てきているのはあの先輩たちだけですし。でも,砂場が固まってしまって,実を言うと幅跳びのために整備するのが結構大変なんです」

 (ちなみに3年次の先輩とは,昨年11月7日にもこの「今日のAGS

 に登場している5,6名の男子生徒さんのことです。)

 そこでΣンは調整役として立ち上がることにしました。

 まずは,砂場の状況を3年次の男子生徒さんに伝えました。そして,「3年次の主任の先生は陸上部の顧問の先生でもありますね」,と独り言のように口に出して立ち去りました。

 するとどうでしょう。男子生徒さんたちは,帰りの会の前に年次主任の先生のところに行き,どうやって砂場の整備をやったらよいか熱心に教えを乞いてました。ただただ主任の先生だけが???顔でした。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定



5/11(金)daily routine

 進路室前のピロティ風の空間はテーブルと椅子も用意されているので,放課後には自主学習をする生徒さんや先生に質問している生徒さんで賑わっています。(もちろん,ワイワイガヤガヤという意味ではありません)

 そんな中,二人の5年次の男子生徒さんは,1655分にピタリと勉強をやめ,スクッと立ち上がりました。

 「今日はこれで終了ですか?」と声をかけると,

 「はい,これから部活です。6年次の先輩にとっていよいよ最後の大会と

  なってくるので,現在,先輩を優先した練習シフトをとっています。そ

  の分,この時間帯に勉強をしているのです」との返答がありました。

うわー,なんと素晴らしい心がけ,と心の中で感心しながら,

 「いわゆる『隙間時間』のかつよ・・・う・・・(ですね←呑み込んだ部分)」

と口に出したところ,二人の表情に少しばかり???の様相が。

 その表情を目にして分かったのです。お二人にとって,ここでの学習は決して‘隙間時間’の活用ではないのです,きっと。日々,部活にも行事にも一生懸命励む‘多忙な’彼らにとって,この時刻の学習はれっきとした‘日常のなくてはならない一コマ’なのでしょう。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定



5/9(水)full marks

 今日は,校長先生から「Σン,時にはお忍びではなく,堂々と教室に入って授業を見学してみたらどうですか。私もお二人の教頭先生とともに,午前中にいくつかの授業を見に行こうと思っていますから」とありがたいお誘いを受けました。

 ということで,前期課程の授業見学のいくつかにお供させていただくことになりました。そして,各教室で1年次から3年次の生徒さんが「理科」「数学」「英語」「社会」「家庭」などの授業にアクティブに取り組んでいる姿をこれでもかというほど目にしました。どの授業でも,「ンンンンンンンΣン!」と叫んでしまいたいシーンに何度も出会いました。でもそこは授業中です。生徒さんへのリスペクトを込めて心の中でシミジミと叫んでいました。

 そんな感動の中,ちょっとした動作が妙に新鮮に映りました。

 それは2年次の「社会」の授業でのことでした。開始早々,前の時間に行ったクイズ(小テスト)の正解調べがありました。自分のクイズ用紙ではなく隣の人と用紙を交換して○☓を付けていくのだそうです。

 窓際の席の女子生徒さんの横に立ち,問1から順に丸を付けていくのを眺めていました。すると,○○○○○・・・の連続,お見事!全問正解。クイズ用紙が交換されているのをすっかり忘れ,その生徒さんに「第4問の正解『薩摩藩』もしっかりと漢字で書けてますね。こんな複雑な漢字を・・・ホント素晴らしい!」と小声で称賛の叫びをあげると,その女子生徒さんはサッと両方の掌を上に向けて隣の生徒さんの方を指し示し,上品に,そして無言で「素晴らしいのはこちらの方(かた)です」と教えてくれました。

   ンンンンンンンΣン!・・・今日は上品に無言で,と心に誓おうと思った瞬間,その女子生徒さんのもとに隣からご自身のテスト用紙が戻って来ました。見ると,なんと○○○○○・・・の連続,しかもしっかりとした「薩摩藩」。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定



5/7(月)Chain Reaction

 とうとうGWが終わってしまいました。生徒の皆さんの落胆した表情も時には取材してみようと, GW後の最初の授業日,しかも6限目にそおーっと授業の様子をのぞき見することにしました。

 4Fまで行き,まずは1年次の各教室へ。どのクラスも4月に行った2泊3日の「オリエンテーション合宿」の振り返りをしているようでした。楽しく思い出に残る日々だったようで,どの生徒さんも‘GWロス’など微塵もない生き生きとした表情をしています。

 このため,1年次の教室は足早に去り,2年次の教室へ向かうことにしました。途中,こんなメッセージが廊下の壁に貼られていました。―「遊んだ分だけ,学びましょう」―これにはこたえます,‘GWロス’の条件付けと呼んでもいいくらいです。このような中,2年次生の皆さんはどのような表情で教室にいるのでしょうか。意地悪ですが,少し楽しみです。

 2年次の6限目は「道徳の時間」でした。クラスの友達を‘知る’ためのバラエティ豊富な活動が行われていました。そんなわけで2年次生にも,いい意味で期待を裏切られました。古河中等生に「‘GWロス’なし」。これが分かって・・・ンンンンンンンΣン!といきたいところですが,先生方の配慮‘勝ち’ということでしょうか。

 今日の取材の目的がそもそも‘マイナス思考’だったと反省し,本日の取材を断念,2年次の生徒さんに見つからないように退散しようとした瞬間,ある男子生徒さんと目が合ってしましました。すると,なんとその生徒さんは‘ニコリ’と微笑み,そして‘ペコリ’とお辞儀をしてくれました。続いてそれに気付いた隣の女子生徒さんが,やはり‘ニコリ’と‘ペコリ’をしてくれましました。そしてその動作がまるで伝言ゲームをしているかのように次から次へと続いていきました。まさしく「‘ニコリ’‘ペコリ’のチェーン反応」です。事前に打ち合わせなどしていないのに本当に不思議な情景でした。やはり古河中等生にはAGSがお似合いです。

    ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


 


 
Σンレポート・今日のA・G・S H30
5/2(水)Inquiry

 この‘Σン・レポート’が,生徒の皆さんの目にちょっとだけ‘触れることが増えてきたらしく,思わず吹き出しそうになる珍事が起きました。

 6年次の男子生徒さんが突如,「あっ,こんなところにゴミが!」と声に出しながら,廊下に落ちていた本当に小さな綿ぼこりを拾い上げようと腰をかがみました。そして顔を上げて‘ニコッ’。この白々しくもいじらしい行為,(←掃除を徹底している本校でも,そんな小さな綿ぼこりなら至るところにありますよ。)当然ながら・・・“ンンンンンンンΣン!”の雄たけびを上げることはありませんでしたが,愛嬌満点でAGS的雰囲気は醸し出していて嫌いではありません。まあ,‘Σン・レポート’への応援アピールと快く感じとりました。

 と,ここまではおまけのお話。1Fのとある部屋に行くと,6年次の男子生徒さんお二人がコンピュータで英単語を調べていました。何という単語を調べているのか尋ねてみると,

 「『imagineの形容詞はいくつかあるので,理解して使い分けないと』と以前言われたことを急に思い出しまして。思い立ったが吉日です」

 二人して,検索した画面からその形容詞を調べて熟読していると,一人が「あっ」と何かを発見した声を発しました。画面には「imaginary:想像上の,実存しない,架空の」文字が。

 A:「そうかあ,だから‘虚数’は‘i’なんだあ。納得。」

 もう一人の生徒さんが続きます,

 B:「‘高さ’を表す記号‘h’は‘high’なのはわかっていたけどね,なる

   ほどね。」←(天の声:「違います。名詞ですから‘height’です」)

 A:「‘広さ’は‘w’,‘wide’。」←(天の声:「違います。‘width’です」)

 B:「‘半径r’は・・・」←(天の声:「おおおう,いよいよレベルアップ」)

 A:「あれ,‘直径’の記号はなんだっけ?」←(Σン:「話題が変わった」)

 B:「えーとえーと,‘d’でしょ。‘重力’は?」←(Σン:「また変化?」)

 A:「それは簡単,‘g’。」←(Σン:「いつの間にか記号の話に終始」)

 B:「‘重力’は物理だから別として,体積は?」←(Σン:「話は数学?」)

(注)上記の話には幾分imaginary(な)展開・内容も期待値Eとして含ま

  れております。←(天の声:「ここでの期待値Eの使用は誤用です。期

           待値の意味をきちんと理解する必要があります。」)

 ともあれ,虚数を表す記号‘i’の発見から端を発したブレインストーミング。このようなプロセスを踏んで「知の探究」は深まっていくのでしょうね。  

 ちょっとおまけして,

      ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定



5/1(火)Favorite

 GW前半が早くも終了。今日から5月,まさしく‘五月晴れ’のスタートです。でも,朝から少々気が重くなっています。実は,お休みが続いていたので,生徒さんの様子をじっくりと探ることができず,校長先生への「AGS調査報告」が遅れ気味になっているのです。

 気分憂鬱のまま,校長室へ向かっていくと,そこには5年次の女子生徒さん二人と校長先生が立ち話をしていました。(後から校長先生にお聞きしたのですが,その二人の生徒さんから出勤早々声をかけられたのだそうです。)

 話の内容はこのようでした・・・

 Aさん:「校長先生から3月の終業式で薦めていただいた『君たちはどう生

     きるか』,読みました。いろいろと考えさせられました。今度はま

     んが版を読もうと思っています。」

 Bさん:「私はまんが版をまず読んでみました。校長先生がおっしゃった『不

     易なもの』ということがしみじみと分かりました。次の休みには

     原作本を読むことにしています。」

 校長 :「お互いの本を交換して読めばいいわけですね」

 二人 :「・・・・・・・」

校長先生の言葉に「はい」と言えなかったお二人。わかってますよ,「マイ ブック」として揃えたかったのでしょ。爽やかな五月の風が吹いてきました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 



4/23(月) KDL

先週の木曜日の午前11時頃だったでしょうか,誰もいない1Fの長ーい廊下を何気なくぼんやりと眺めていると,突如,フェードイン・フェードアウトを繰り返す波のような,スロー再生のような,淀んだような,リズムがあるようでないような,不思議いっぱいの音?,笑い声?,叫び?,鳴き声?が聞こえてきました。この1Fには保健室もあるし,これはただ事ではない,と直感し大慌てで保健室へと突進しました。

 保健室前までくるとその音源は保健室からではなく,2Fから発せられていることが分かりました。今では,この音,いや鳴き声は,複数の種類の動物たちが唸りあっているものだと確信できます。2Fの教室には5年次と6年次の教室があります。どこかの教室に犬や猫や鳥などが入り込んでしまったのでしょうか。

 恐る恐る階段を上がり2Fへ。鳴き声は5年次のあるクラス前でMAXに。

勇気を出して,その教室の中を覗きこむ。恐怖から湧き上がってきた「うっ,ワ~~~」の叫びをいよいよ口から最大限拡声しようとして,急いで飲み込みました。教室内にいたのは英語の授業を受けている生徒さんたちと担当の先生でした。

 ほっと安堵の胸をなでおろしましたが,1Fで耳にしていた‘動物たちの唸り声’のような大音声は消え失せるどころか勢いを増していました。

 もうお分かりなっていると思いますが,この大音声は英語の授業でのペアワークがもたらしたものなのです。クラスの中の全20ものペアが,明るく元気に,しかも必死になって,英語で会話している様子を想像してみてください。いかに不思議いっぱいの大合唱になるかおわかりになるでしょう。授業を真剣に楽しむ力が古河中等生には身に付いているのです。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ なぜ‘複数の動物の鳴き声’に聞こえたのか納得がいかなかったので,今日,担当の先生にどんな英語の活動だったのか聞いてみました。

「ロールプレイを行う前に,『自分自身が何かのキャラクター,例えばTDLのミッキーマウスになったつもりで行いましょう。まず,ペアでキャラクターを決めて,開始してください』(in English)と指示しました」

 

 これでやっと合点がいきました。教室がTDLよろしくKDLに化していたのですね。先週のあの‘騒動’が妙にさわやかな光景として蘇ってきました。

 


 
4/19(木) Harmony

1年次生は古河中等生となって10日が経ちました。今日から「第6期生としての絆を築き,古河中等生としての自覚を高める」ために県立さしま少年自然の家で2泊3日のオリエンテーション合宿を行うそうです。

 朝820分ごろ, 1年次生120名全員を乗せたバスを,校長先生や教頭先生とともに手を振ってお見送りをしました。一日の始まりから1年次生の元気いっぱいの姿に触れて心明るくなって小躍りしながら歩いていたところ,2年次生の女子生徒さん二人が小走りに校舎前ピロティ―を過ぎようとしているところに出会いました。

 「どうしたのですか?」と声をかけると,お二人とも練習を積んでいたかのようにピタリと即座に立ち止まり,これまた相談したかのように,

 「はい,今日の体育の内容について聞きに行っていました」と声をそろえて,しかもほとんど一言一句違わずに明るく返してくれました。

 この小気味よく清々しいハーモニーが春風よりもずっとさわやかな空気を醸し出してくれました。

 こういった一つ一つのAGS感覚は,一朝一夕に身に付けられるものではないでしょう。普段から心穏やかにそして前向きに日々の生活を送り,その積み重ねによって生まれてくるものなのでしょう。古河中等で1年を過ぎたばかりのこのお二人に風格を感じとることができました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

4/18(水)Good posture!

 古河中等の生徒の皆さんは,授業や集会等でお話を聴いている時,全体的に,概して,総じて,押し並べて,大方(←どの副詞を使ったらウソなく伝わるか模索し,葛藤している様),「姿勢がいい」と断言できます。そのため,本校の先生方や外部からの講師の方はサービス精神旺盛に一層張り切ってお話になるという相乗効果が生まれていると感じています。

 「姿勢がいい」古河中等生の中でも,とりわけ‘究極’と言ってはばからない生徒さんを何人か挙げることができます。いつなんどき,授業をそおーっとのぞきに行っても,表情穏やかにも眼光鋭く,背筋はスッと伸び,もう芸術の域に達していると言っていいお姿に思わず唸ってしまうほどです。

 そんな生徒さんの一人,6年次の女子生徒Aさんに掃除の時間にお会いしたので,思い切って聞いてみました。

 Σ「いつも姿勢がいいですね。」

 A「そんなことないと思います。」

 Σ「日頃からよい姿勢を心がけているのですか?」

 A「いいえ,特には。」

 Σ「何か小さい頃から続けていることがあるのですか?」

 A「特別なことはありません。」

 Σ「でも,『姿勢がいい』と言われたことはありますよね?」

 A「特にありませんが・・・あ,以前,誕生日カードに書かれたことがあ

   りました。」

 Σ「(いろいろ質問しても,謙虚すぎる回答。かえって『ンンンンンΣ ン!』
 と叫ぶのが失礼になるくらいです。)・・・(沈黙3秒)・・・」

 A「では教室に戻ります。『姿勢がいい』って言われてうれしかったで す」

そう言って,いつものように背筋を伸ばして颯爽と廊下を歩いていきました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 


4/16(月)昼休み「進路室前の空間」にて

 先週の木曜日に,5年次生の代表十数人が,この4月から高校段階の後期課程となった4年次生全員に,心構えや教科・科目の勉強法など様々なアドバイスをしたり,質問に答えたりする「交流会」が開かれました。この交流会では,会場に来てくれた各5年次生の中から,各4年次生がそれぞれお目当てのアドバイザーを見つけて,質疑応答をしていくというものです。いやー,どこの説明‘ブース’も和気あいあいながら真剣そのものでした。

 その日から5日経った今日の昼休み,進路室前のテーブルが置いてあるところで,4年次の男子生徒さん二人がある5年次の男子生徒さんに声をかけたところに遭遇しました。「先週の交流会では,アドバイス,ありがとうございました。また機会があったらお願いします。」おおおお,なんと麗しい光景でしょう。

 そのあとすぐ,いつものように突撃取材に入ったのですが,そこでの4年次生から出た言葉には至極感心しました。

 「4限目が終わってすぐに3Fから5・6年次生の教室がある2Fに駆け下りてきました。きっと進路室前ならお会いできると思って待っていました。」この健気さに気分最高ーッになりました。

   ンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 



4/12(木)ある授業が終わって「3年次廊下」にて

 この4月から古河中等に来られた先生が,本校での初めての授業(すべて3年次で1,2,3時間目の授業)を終えて職員室にお戻りになりました。経験豊富な理科の男性の先生です。

 すると,職員室からその先生の声が廊下まで聞こえてきました。耳をそばたてなくとも,はっきりとこう聞こえました。「いやー,すばらしい生徒たちでした!」。

 うむっ,「これは取材記者Σンの出番!」と大急ぎで3Fの3年次の教室付近に足を運んでみました。休み時間でしたから,廊下で何人もの3年次の生徒さんに出会うことができました。

 目が合った生徒さん数人に「理科の授業中,何か特別なことがあったのですか?例えば,今日は格段に態度がよかったとか。」

 こんな質問をされることさえ,生徒の皆さんにとって「?」のはずなのに,いつもながらのことですが,きちんと回答してくれます。そして,皆さん,異口同音に,「いつもと変わりません」とか「普通どおりです」と答えます。

(Σンのひとり言)「はははぁ,普段の姿が初めての先生に評価されたという

         ことなのですね。それは素晴らしいことです。
                ‘普段力’
と言ったらいいでしょうか。」

 一人の女子生徒さんはこんなことも言っていました。

「私たちの学校での最初の授業とおっしゃっていたので,先生も緊張されていると思いました。その分,私はニコニコしていました。」

 おそらく,教室中にこのニコニコが充満していたのでしょうね。

   ンンンンンンンンンンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ ある外部の方からこんなメールをいただきました。

  「最初の頃のΣン様は、「ンンンンンンΣン!今日のA・G・S決定!!!」

  と、ンが多かったようですが、最近は、「ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定」と、ンが短めですね。お疲れですか?」

※ (Σン)「そんなことはありません。その証拠に,今回の「ン」は
       最長で
すよ。」

 


4/10(火)朝のあいさつ「昇降口」にて

 

 今日から1年次生から6年次生まで全員そろっての日課となります。学校全体で昨年度と比べて生徒数は120人増えましたので,朝の登校も渋滞気味かなと思えるほどです。

 新年度スタート時の安全を期して,PTAの方々も早朝から登校指導を行ってくれています。ありがたいことです。本当にAGS(りがとうざいま←少し無理がありますね)

 昇降口に行ってみると,そこでは何人かの先生方が,登校する生徒さん一人一人に「おはよう―」のあいさつをかけていました。10分ほどその様子を見ていたのですが,AGS感覚に満ちあふれた二つの光景に出合いました。

<シーン1>

 制服も上履きも真新しく,体全体からフレッシュ感がみなぎっている,5~6人ほどの一団,そう当然ながら1年次の生徒さんです。昨日入学したばかりですから,その一団は‘よく知る仲’の集団というわけではなく,靴箱から偶然に一緒になって同じ方向に歩いていただけでしょう。その一団に先生方があいさつをかけると,みんなそれぞれから「おはようございま~す」の‘明るく’‘元気な’あいさつが返ってきました。そんな中,一人の女子生徒さんは,その場で立ち止まり,先生方に体を向けて礼をしながら「おはようございま~す」とあいさつをしていました。なんとも‘さわやかな’光景でした。

      ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

<シーン2>

 6年次生の女子生徒さんが並んで声をかけている先生方に「おはようございます」とあいさつしました。そして一言こんなことを先生方に伝えていました。「これまでとは違う朝で,ちょっと寂しいです」

 「Σ?」(←「皆目わかりません」)と不思議がっていたのですが,そこにいた先生方はピーンときたそうです。

 昨年度までこの昇降口で生徒たちに毎朝あいさつをしていた木村先生がいないということを言っていたというのです。木村先生とはこの春に転勤のため古河中等を去られた先生です。第1期生の6年次生にとって木村先生は入学した時からお世話になった心の拠り所となる存在だったのですね。

      ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定


4/9(月)入学式「体育館」にて

 本日晴れて,120名の生徒さんが古河中等教育学校第6期生として,入学式を迎えました。新たな旅立ちに,どの顔もヤル気と期待に満ちあふれています。しかしながら,小学校の多くの友達と別れ,地元の中学校ではなく古河中等を選択して入学してきたわけですから,これからの学校生活に誰もが相当の不安と心配を抱いていることでしょう。でも大丈夫。校長先生が式辞の中でおっしゃっていたとおり,心優しい先輩たちがしっかりとサポートしてくれますから。

 古河中等の入学式は新入生が主演なら,ちょうど1年前に入学式を迎えた2年次生が助演です。というのも,入学式の会場設営,受付,案内,誘導,式中のピアノ演奏と指揮,それからなんとなんと式の司会進行まで,ぜーんぶ2年次生が担当してくれています。もうこの2年次生の逞しさを目にすれば,新入生の不安は吹っ飛んでしまうでしょう。ということで・・・

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定 といきたいところですが,新入生全体の一つの動作を目の当たりにしてしまって思い止まりました。

 司会の2年次生が「来賓の方を紹介します」とアナウンスした時にその動作がありました。なんとそれに合わせて新入生全員が座ったまま,正面右の来賓席に顔と身体を向けたのです。「それは当然,入場前から担任の先生からそうするようにと指導を受けていたんでしょ」と言われてしまいそうですが,指導があったのは当然でしょう。でも,たいへんな緊張の中,入学生の一人一人が忘れずにごくごく自然に振り向きの動作ができたことはスゴイことなんですよ,きっと。

    ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定 



4/6(金)始業式「体育館」にて

 

 始業式,平成30年度がスタートしました。古河中等教育学校にとっては,開校6年目,そうです,1年次から6年次まですべての年次がそろう,記念すべき1年なのです。

 体育館での始業式の始まりを待つ生徒さんたちは,一つ上の年次になったことで,ヤル気がみなぎっています。一つ一つの動作,視線,どれをとってもAGS漂うアティチュード。もう,古河中等生全員に,「ンンンΣン! 今日の,いや今年度最初の『A・G・S!』決定」と叫びたいくらいです。

 校長先生のお話が始まりました。「年度初めにあたり,生徒の皆さんに二つの言葉を伝えます。一つは「凡事徹底」です。今,「凡事徹底」と耳にしてどんなことをイメージしましたか?」

 するとすぐにサッと一人の4年次の男子生徒Aさんが手を挙げました。

指名されてAさんが「工事!」と大きな声で自信満々に答えてくれました。

 思わぬ回答に校長先生も?と思ったのか,「もう一度言ってください」。

 Aさん「工事です。工事現場に『凡事徹底』の言葉が貼られていました」

 校長先生「(本当は「正解!」と叫びたいところだったのでしょうが)否定はしません(これも本当は「異論なし!」とおしゃりたかったところでしょうが)」

 

 このやり取りはまさしく年度最初の「AGS」にふさわしいと感じました。

ちょっと分析してみますと・・・

 ・校長先生は…「凡事徹底」という言葉から浮かぶイメージを問うたの

  であって,意味や解釈を尋ねたのではない  
 ・Aさんは…自身の経験をもとに,「凡事徹底」と耳にして即座に浮かん

  だイメージから「工事」と回答。だから,大正解。

   ※ イメージを回答するわけですから,答のない質問だったのです。

 でもここには校長先生の頭の中を駆け巡った?があったと思います。

 ・校長先生の?:「Aさんの言っていたとおり,実際の工事現場で『凡事

  徹底』という言葉が掲示されている意図は?…プロの証し,安全の追

  求…なるほど」

 

 ここまで分析してみると,Aさんが一つの質問にいかに自分の実体験を瞬時に生き生きと蘇らせてリンクさせたか,をうかがい知ることができます。これこそ,学びのあるべき姿!

     ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※ インターネットで「凡事徹底,工事」を検索。
  驚愕の事実が・・・。
 

 

Σンレポート・今日のA・G・S

3/1(木)昼休み「グランド」にて

 今朝は「春の嵐」の言葉そのまま,大変強く冷たい風が吹き荒れ,それとともに土砂降りの雨となりました。ところが午前中にその風雨が収まると,今度は一転,気温が急上昇,正午ごろは春満喫と言っていいほどポカポカ天気,そして昼休みにはとうとう20度を超す,今年一番の暖かさとなりました。本当に目まぐるしく変化する天気です。

 ところがです,古河中等には,どんな天気,といっても雨の日は別ですが,寒かろうが,風が強かろうが,雪が降ろうが,変わらぬ昼休みの光景があります。

 その光景とは,「117のレポート」でもお伝えしましたが,2年次の男子生徒さん7,8名ほどが,昼休みになるやいなや砂場にある「鉄棒」付近に集結し,ワイワイ・ガヤガヤ,本当に楽しそうに遊んでいることを指します。  

 ここ数日,昼休みに砂場に出てくる生徒さんがいなかったのですが,「さすがにこの寒さでは仕方がないですね」と思っていたのですが,違いました。2年次生の皆さんは,その数日間,福島県の‘ブリテッシュヒルズ’で泊りがけの英語研修に出かけていたのでした。

 ‘ブリテッシュヒルズ’から帰り,当たり前のように2年次の男子一団さんは砂場に集結して‘青春’を満喫していました。

 それを遠くから眺めていると,4年次生の女子生徒さん二人が声をかけてくれました。

・「何を見ているのですか?」,「(一団を指さして)あの楽しそうな様子です」

・「ああ,いつもあそこで大笑いしながら遊んでますよねぇ」,「(やはり知っていたのですね)楽しそうでいいですね」

・<Aさん>「箸が転んでもおかしい年頃なんじゃないですか?」,<Bさん>「その表現オカシクナイ()。それって10代後半の女性に使うんじゃなかった」,<Aさん>「あ,そうか,ハハハハハハハハハ。じゃあ,ほら,あれ,この間教えてもらった…そう『ギャング・エイジ』だから」,<Bさん>「あのぉ,『ギャング・エイジ』は小学生のころじゃなかった?」,<Aさん>「あ,そうかっ」,<二人>「ハハハハハハハハハ」。

 間違いなく,あなたたちこそ「箸が転んでもおかしい年頃」です。

   ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定



2/26(月)昼休み「職員室前」にて(観光ガイド語学研修番外編)

 昼食後に職員室前の廊下を歩いていると,一人の女子生徒さんが「こんにちは~」とすれ違っていきました。うむっ?あの生徒さんは3年次生ですね?そうだ,先日の観光ガイドについて話を聞いてみよう。

 「あ,すみません。先週のツアーガイド研修ではどこの国の留学生さんを案内してあげたのですか?」

 「コンゴです」「コンゴというと…(←ただただ『コンゴ』がアフリカのどのあたりに位置しているかを必死に思い出そうとしているだけです)」

 「コンゴ共和国です」「(いやいや正式な国名を求めて口ごもっていたのではなく,もっと単純なことでして。思考の方向が一致しないことにもめげずに)アフリカの中央でしたね…」

 「え(?)…はい。赤道が通っています(←アフリカの中央というという曖昧な言葉をうまくフォローしてくれています)」

 「英語で案内したのですか?(←これはあまりにも当たり前の質問です。カットしてよかったと反省しています」「はい。でも母語はフランス語だそうです」

 「(このへんで少し知識を振りかざして形勢逆転と考えて,しかも中学校3年生段階の生徒さんということも考慮に入れて)アフリカ大陸の国の多くは国境線が…こう,えー,直線なんですよね。これには悲しい歴史的事実があってねえ…」

 「植民地とされてきたアフリカの歴史ですね。アフリカ大陸の国境については緯線や経線で決めている国が多いと聞いています」

⇒ここまですべてが想定を上回る回答。もう勘弁してください。

   ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ あえて「コンゴ共和国」と言った理由は,その他に「コンゴ民主共和国」

 もあるからなのでしょう。大したものです。


 

2/21(水)観光ガイド語学研修「古河市街地」にて

 

 今日は,「外国からの留学生の方を古河市にお呼びして,古河中等生が市内観光ガイドをする」という英語の語学研修を兼ねたフィールドワークの一日です。

 まさに‘グローカル’な企画に3年次生全員がチャレンジということで,昼食後の散歩を兼ねて古河駅周辺に行ってみることにしました。外国人留学生は総勢約20人。一人の留学生を5,6人の生徒さんがグループになって市内案内をしていきます。ツアーガイドとしては,古河市の歴史や人物,名所や名物などを事前調査しておかなければなりませんし,しかもはじめて出会った外国の方を英語で案内するわけですから,生徒さんにとってかなりハードルは高いはずです。さぞや悪戦苦闘の連続のことでしょう。

 大切な試練の研修ですから生徒さんの邪魔をしてはなりませぬ。ましてや「Σ~ン,来てくれてたのですかぁ」なんて日本語を使わせてしまってはなりませぬ。決して生徒さんに見つかってはならないのです。愛用の‘Σ印の赤いマント’をヒュッと身体に巻きつければ,姿が消えればいいのですが・・・なにせ‘防寒’一本やりのマントですからそうもいきません。

 しかし,身の隠し方などを考えあぐねている場合ではありませんでした。20ものツアーグループが古河の市街地を‘観光’しているわけですから,「Σン歩けばK中等生に当たる」状態でした。あああああ,「Σ~ン」と声をかけられてしまう,とオドオドしていると,なんと声をかけてくる生徒さんはいません。誰もがニコニコと笑顔を返してくれるのですが,ツアーガイドとしての責任を感じているようで,留学生の方からの質問にいつもより大げさなジェスチャーも交えて答えようと必死です。

 見つかってはならない,なんて心配する必要がなくなったので,古河の街並みをもう少し散策することにしました。しばらくすると,またK中等ツアーグループを発見しました。そこで,古河を観光している謎の外国人留学生Σンになりきって,こう質問しました。

 “Could you tell me the way to Koga Station?

 すると,なんと大きな声でこう返ってきました。“Here!

 そうなんです,なんと今いるところは古河駅西口の商店街でした。

   ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定・・・ではありません。

 

 学校に戻り,ある女子生徒さんがこう話していました。

「留学生の方の情報が事前にわかっていればもっと会話が弾んだのにと思うとちょっと残念です。今年の夏にはニュージーランド語学研修があります。NZのことを知っていることがNZの人とのコミュニケーションにどれだけ役立つのか,今日の観光ガイドではっきりと実感できました」

 当然ながら・・・

   ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ よく耳にする言葉ですが,大切なので記しておきます。

  Think Globally, Act Locally!


 

2/14(水)放課後「ピロティ」にて

 

今日で定期テストVが終了し,放課後,生徒の皆さんは元気に部活動で汗を流していました。実際は,寒風吹きすさぶ中の練習でしたから,汗を流していたかどうかは額面どおり受け止めないでください。

 「Σン,さようなら」と元気なあいさつを耳にしたので,声の方向に目を向けると,そこにはある部活動の練習が終わって下校としようとしている4年次の男子生徒さんがいました。その生徒さんがピロティの日当たりのよいところで立ち止まっていたので,近づいて話しかけてみました。

 ・「これからどうやって帰るのですか?」「はい,チャリン・・・自転車です」

 ・「この冬の自転車通学は寒くて大変だったでしょう」「はい」

 ・「今日,九州の北部や中国地方,北陸地方で『春一番』が発表されたそう

ですから寒さも今しばらくの辛抱です」「春一番が吹いたのですかぁ」

 ・「『春一番』にはいろいろと条件があるのを知っていますか」「暖かな南風が吹くことですか」「まあ『当たらずとも遠からず』といったところですが,

南風でしかも風速もある程度ないと認めてくれないそうですよ。それから,風の吹く期間も大切なんですよ」「あ,知っています。立春です」「正解!立春から春分までなんです」「というと『春一番』がない年もあるのでしょうか」

「どうでしょうねぇ」・・・

・「ところで,『春一番』の翌日は決まって寒いという事実を知っていますか?」

「そうなんですか。なぜなんですか?」「・・・(うっ,痛い。なぜ寒くなる?説明できない・・・)それは自分で調べなくてはいけませんよ。(攻勢をかけ)『寒の戻り』というものですね」「『寒の戻り』,なるほどぉ。そうして三寒四温となっていくのですね」・・・

 

陽だまりのピロティではありしたが,気温は相当低かったはずです。そんな中,春の訪れを予感するような温かい会話となりました。

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ 先日の雪の予報といい,最近の天気予報の精度は相当高いと言わざるをえません。なんとなくですが,天気図などの勉強をしたくなってきました。天気予報士の資格をとって,「Σンのお天気予報」でTV進出しましょうか。

 

2/8(木)定期考査Ⅴ初日「とあるラウンジ」にて

  昨日のお掃除中の話です。5年次の二人の女子生徒さんが1Fのとあるラウンジの床をモップがけしていました。「お久しぶりです,Σン」と声をかけてはくれましたが,二人ともお世辞にも‘G’とは言えません。「浮かない顔してますね」と尋ねると,「あっ,マスクをしているのに表情を読まれている」とバツが悪そうです。「‘目は口ほどに物を言う’ということわざもありますから」,「アイマスクが必要ですね」,「???」

 「明日から定期テストが始まるんですよ。なかなかテスト勉強が大変で」とホンネがポロリ。「Σン,定期テスト対策AGSはないのですか?」,「???」。なんにでもマニュアルを求めるのはいかがなものか!とカッコよく突き放したいところでしたが,そうもいかず,次のようなお話をしました。二人とも思いのほか真剣に聴いてくれたのでメモとして残しておきます。

 ⊡定期テストは範囲がきまっているのですから,スピード感をもって「これでもか,これでもか」と徹底して繰り返しましょう。壁塗りを想像してみてください。 重ね塗りをすればそれだけきれいになります。

 ⊡ただし,「定期テストは所詮『暗記』」ととらえてはいけません。そう考えてしまうと,テスト終了後に忘却が始まります。あくまで『理解』と『定着』を狙っていかなければいけません。

 ⊡テスト問題と格闘している時,その時の集中力は凄まじいことをぜひ感じ取ってください。家庭での学習では決して生むことのできない集中力です。

 ⊡定期テストに集中したおかげで,テスト前までは「ただ暗記していただけ」と思っていた項目・数式・内容が,どういうわけか「分かるようになっている」「当たり前になっている」という化学変化が生じます。

 ⊡テストが返された時が仕上げの総復習。「今この時点が一番力がある」と胸を張って言えるようになってほしいです。

 

 次の日,それは今日ということですが,1Fでその二人の生徒さんと顔を合わせ,一人の生徒さんがこう言ってました。

「定期テストにはおかげさまで集中して臨むことができました。昨晩はテストに集中するため,早寝をすることができました」,「???」まあいいか。

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ 「バツが悪い」と書いてしまいましたが,今更ながら

 ですが「バツ」ってなんなんでしょう?知らないのに使

 っていました。(反省)

2/7(水)休み時間「3年次廊下」にて

 昨日から,3年次は3クラスのうち二クラスがインフルエンザ感染の影響で学級閉鎖となっていいます。登校している3年次唯一のクラスの生徒さんたちを元気づけてあげようと,2限目の休み時間に3Fに行ってみました。

 二つの教室には当たり前ですが誰一人いません。その分,空っぽの教室の光景が,否が応にも今年のインフルエンザがいかに強烈であるか伝えてくれています。

 さて,変わらなく登校しているクラスの生徒さんたちですが,‘元気づけてあげよう’なんて大きなお世話,と主張しているかのように,休み時間となった教室にはAGS的空気が漂っていました。

 教室後ろ側の扉をゆっくりと開け,「インフルエンザに気をつけてくださいねー」と声をかけると,さわやかに「ハーイ(^o^)丿」の元気な返答が。もうAGS満載です。

 そして開けた戸をゆっくりと閉めて廊下を歩きだした瞬間,「ガチャ」と戸のカギを締める非AGSな寂しい音が響きました。すぐに締められた戸のところに踵(きびす)を返すと,今度は「カチャ」とカギを開けるやさしい音がしました。そして中から戸を開けてくれたので,そこにいた4,5人の女子生徒さんに「今,立ち去った途端にカギをかけましたねぇ。なんか‘締め出された’っていう感じがしましたよー」と言うと,「Σンを締め出そうなんって考える訳ないじゃないですか。『ガチャ』と素早く戸のカギを締めることでインフルの侵入を食い止めてる気分に浸っているだけですよぉ。でも,そんなこと知らなければ『アレッ?』

って感じてしまいますね。ごめんなさーい」と明るく返答。

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ 日々,気をつけてはいるのですが,「なんか・・・って 

 いう感じ」(上の下線部)という表現を思わず使ってしま

 いました。この表現,なんか的確に言い表していないっていう感じがして,または,なんか逃げているっていう感じがして,なんか,なんか,なんか好きではないのです。

 

2/5(月)1年次「授業」にて

近年稀にみる強力寒波の到来により,先週も雪となり2週連続の積雪となりました。古河中等教育学校には県西地区など広域から生徒さんが通学しています。しかも,その5分の3が中学校段階の生徒さんです。このような状況から多くの積雪が見込まれるときには,休校とせざるをえないようです。現に先週の金曜日も生徒さんたちは家庭学習となりました。

 それに加えて,インフルエンザがこれまた近年稀にみる大流行しています。本校でもインフルA,インフルBが数を競うかのように猛威を振るい,とうとう3年次の一クラスが先週の木曜日から学級閉鎖となりました。余談となりますが,私Σンはです。もちろん,A・G・SのAですからご心配には及びません。

 ということで新しい週が始まった今日,生徒さんたちにとっては休校もあり3日ぶりの学校です。生徒の皆さんは元気でしょうか,リフレッシュできたでしょうか,インフルから回復したでしょうか,それらを確かめるためにまずは1年次の各クラスをそおーっとのぞきに行ってみました。どこのクラスもマスク着用者でいっぱい,予防体制がしっかりとしています。「そおーっと」廊下からのぞいていたのですが,いつもはのぞいている姿をみつかっても,授業中なので生徒の皆さんからは自然なニコニコ返しがあるだけなのですが,今日は笑い声があちこちからして,いつものニコニコではありません。あっ,そうでした,のぞいている張本人もマスクしていたのでした。本当なら,‘怪しいΣン(偽者)発見’と思われても仕方がないところですが,笑ってくれてありがたかったです。

 数学の授業をしていたクラスでは,生徒さんはもちろん,のぞきに気付いた先生までも,笑いの渦に入っていました。そしてリラックスして演習の時間へ。その時,先生が「雪やらインフルやらで,このところスムーズに授業が進んでいません。テンポを取り戻すためにも,今日の演習は意識的に‘すっ飛ばして’行うように!」。この一言に生徒の皆さんはすかさず反応。キリッとした顔つきとなり,集中力高めて問題に臨んでいました。

 ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※ インフルエンザは英語でinfluenzaです。では,

  influenzaの略語は何だか知っていますか。influ?,flu?,

   enza?,それともfluenza?

 


1/24(水)昼休み「グランド」にて

 一昨日の午後から降り出した雪は翌日未明まで降り続き,関東の平野部も5年ぶりの大雪。本校では昨日1/23は休校となりました。そのため,本校の広大なグランドには足跡一つなく,生徒さんが1日ぶりに登校した今日の午前中,校舎ベランダから見るグランドは,眩しい太陽の光に照らされながら果てしなく巨大な純白のキャンバスと化していました。

 この素晴らしい光景を目にしながら4限目まで授業を受けている生徒さんたちが,昼休みに必ずAGSな何かをやってくれると心ワクワクしていました。

 例えば,4限目終了後とともに我先にグランドに走り出し,グランド中に自分の足跡を残す。あるいはグランド中央まで走り出てバッタリと倒れて自分の魚拓ならぬ人拓を作る。はたまた,人類最初の月面着陸を果たしたアポロ11号のアームストロング船長よろしく,未踏の白の大地に‘校旗’を立てる,などなど。場合によっては,白のキャンバスに躍動的なアートを創り出してくれるかもしれません。あの創造力たくましい生徒さんたちなら期待できます。

 さあ,今,4限目終了のチャイムが鳴りました。あれ?1分経っても誰も出てきません。声さえ聞こえてきません。ああっ,昼食です,そうです,まずはランチタイムです。

 そして,20分後,どこからか声が聞こえてきました。加えて足音も。いよいよ,その歴史的瞬間に立ち会う時がやってきました。

 あっ,先陣は2年次の男子生徒さんです。そしてその次も2年男子,次も次も2年男子です。とくとどんなパフォーマンスを見せてくれるか高みの見物といきましょう。おっ,女子生徒さんの姿も見えてきました。どんどん増えてきています。「ワイワイ」「キャキャ」しています。

 でも何かおかしいのです。だれも我先にグランド中央に進み出ようとしていないのです。しかし,グランドには何十人もの生徒さんが入り乱れています。しかもよく見るとほとんどが2年次の生徒さんです(3年次の女子生徒さんも一握りいるようです)。

 で,真っ白なグランドに入った早々始めたのが,ただた

だ2年次の皆さんの‘雪ぶつけ’大会です。敵味方双方に分かれる‘雪合戦’では決してありません。敢えて言うなら,誰もが自分以外はみんな敵の‘無法雪合戦’です。作戦や戦法などあるはずありません。雪を手で固めては,誰でもいいからぶつけに向かう,はなはだ原始的なお遊びです。もう入り乱れて,足跡がグランド一面に付けられてしまいました。芸術的センスなどあったものではありません。

 でも,これがまた実に楽しそうなんです。うれしそうなんです。無邪気なんです。元気なんです。そして,昼休み終了のゴング,いやチャイムがなると,誰もが髪の毛も制服も真っ白にして,ゲラゲラ,あっはっはと昇降口に向かっていきました。

 創造的な歴史的一瞬を期待してはいたのですが,本日の2年次生は想定外でした。

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

※ 月に降り立ったアームストロング船長の有名な言葉を知っていますか?「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」?ブッブー,

アームストロング船長は日本語は話せませんでした。

 

1/17(木)昼休み「購買前」にて

 今日,5年次生は,「弛まぬ学ぶ力」を育むプログラムΣアカデミアの一環として,先日1314日に行われましたセンター試験にチャレンジしています。

 そこで,国語と社会のチャレンジが終わって,昇降口近くの購買でほっと一息,談笑している5年次の生徒さんたちにインタビューを試みました。

 「チャレンジはいかがでしたか?」,この問いに「まあまあです」「力不足を感じました」「ふつうです(←実はあまり好きではない返答なんですが)」など予想どおりの回答が返ってくる中,一人の女子生徒さんは・・・

 「世界史Bは,“古代,中世,近世,近代,現代”,まあ,現代の出題は別としてもある程度均等に設問があるものと想像していたのですが,そのバランスは保たれていなかったと感じました。国語ですが,これまでの模試などでは出題された「小説」はすべて私自身が肯定的に受け止められる内容だったのですが,今回のセンター試験の小説については戸惑いを感じるというか,受け止めがたいというか,・・・」

 国語についてのコメントに少しばかり衝撃を覚えたので,ネットで今年の国語問題の概況を検索しました。うううううぅ~,読んでみてビックリです。

 「時代的に古びた感じはしないものの,夫と子を亡

 くした妻の心境を中心とした内容で,受験生にはな

 かなか共感は得られにくいかもしれない」(東進)

これはこれは・・・

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

 

1/10(水)放課後「図書館」にて

 

新年早々,明日から実力テスト。生徒の皆さんのモードからはすっかり正月気分は抜けているようです。

 放課後の図書館。やはりいつもよりも真剣みを増した空気が漂っています。お邪魔Σンになるかなとドキドキしながらも,勉強している生徒さん一人一人に声をかけてみました。「案ずるより産むが易し」(←使用場面としては適切でしょうかね),皆さんニコニコしながらお邪魔トークに参加してくれました。Σン「こんなんに丸ばっかり。物理には自信がありますね?」→「まったく,まったく,1ミリもありません」,Σン「答案を書くスピードが超高速ですね」→「光の超光速です。実はこれ冬休みの課題なんです。提出日が明日で焦ってます」などなど楽しい解答,いや回答が。

 その中で,理科(化学分野)のプリント集を見直していた3年次の男子生徒さんとのトーク。そのプリント集,ホチキスを何度も付け直した跡はあるし,至るところが折れているし,かなりの破損もあるし,もう使い込んでいるのは確かです。Σン「かなりこのプリントで勉強しましたね?」→「いえいえそんなことはありません」,Σン「だって,紙の周りにたくさん折り目が付いていますよ」→「冬休みに家族で旅行して,プリントをバックに入れていたもので」,Σン「旅行の時も欠かさず勉強していたのですね」,→「あ,いやいや,バックが小さかったので,それでこんなグチャグチャに」,Σン「ホチキスやテープで補修もしているし,頑張って勉強していましたね」→「あの,あの,ただただガサツなだけで」。『ガサツ』などの言葉を出してまで謙虚さを保ち続けるその姿に・・・

  ンンンΣン! 今日の「A・G・S!」決定

※ ところで「案ずるより産むが易し」を英語でいうと,何と表現したらいいんでしょうね。

 

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