カテゴリメニュー
基本事項

Q 中等教育学校(中高一貫校)の良さは何ですか。

A: 高校入試のないゆとりある6年間の学校生活の中で,計画的・継続的な教育や特色ある教育活動を行うことで,生徒一人一人の個性をより重視し,創造性を伸ばし,優れた才能を発見することができます。

また,中等教育学校では,中学1年生にあたる1年生から高校3年生にあたる6年生までの幅広い年齢集団による活動をとおして,社会性や豊かな人間性を育成することができます。

さらに,中学校及び高等学校の教育課程の編成について特例が設けられており,体系的,効率的に授業を進めることができるなど,中高一貫教育の利点を生かして,6年間を見通した特色ある教育課程を編成できます。

 

Q どんな生徒を求めているのですか

A: 興味や関心のあることに一生懸命に取り組む生徒,好奇心が旺盛な生徒,目標をもって学習や学校生活に積極的に取り組む生徒など,本校の教育方針を理解し,自分の夢の実現や次代のリーダーとなることを目指して6年間自分を高め続けようとする意欲のある生徒を求めています。

 

Q 後期課程に進むには入学者選抜がありますか。

A 前期課程(中学校段階)から後期課程(高校段階)に進むための入学者選抜はありません。

 

Q 授業料はありますか。

A: 前期課程では,公立中学校と同様に授業料はありません。後期課程は県立高校全日制と同額の入学金及び授業料を徴収することになります。

 

Q 前期課程修了後に,他の高校を受験することは可能ですか。

A 6年間の計画的・継続的な教育を行うことを前提としていますので,保護者の転居で通学できなくなってしまうなどのやむを得ない場合を除き,中等教育学校を中途退学し,別の高校を受験することは想定していません。本校に6年間通学する強い意志を確認した上で志願していただきたいと考えています。

 

Q 途中で,学校に適応できなくなった場合はどうなりますか。

A: 少人数指導や課外,個別面談やスクールカウンセラーの配置など,学習面やメンタル面でのきめ細かなケアにより,授業についていけなくなったり,学校生活に適応できなくなったりする生徒が出ないよう支援に努めます。

しかし,本人が悩みを抱えてしまった場合には,本人や保護者と十分に相談をして対応したいと思います。

 

Q 学校説明会はいつ行われますか。

A: 毎年7月下旬から8月上旬に実施する予定です。具体的な日時,場所等については,HPに随時掲載してまいります。

入学者選抜について

Q 小学校が作成する調査書とはどのようなものですか。

A: 小学校5・6年における各教科の学習の記録,行動の記録及び特別活動の記録等が記されているものです。調査書の用紙は,10月に配付予定の「募集要項及び願書等」の中に入っています。また,茨城県教育委員会のHPからダウンロードすることもできます。

 

Q 地域枠や推薦枠のようなものはありますか。

A: 地域枠や推薦枠はありません。

 

Q 受検の結果,不合格になったら,現在の学区の中学校に入学できますか。また,次の年に再受検できますか。

A: 現在の学区の中学校に入学できます。また,次の年の再受検はできません。

 

Q 適性検査問題は,古河中等教育学校独自の問題ですか。

A 適性検査問題ⅠおよびⅡについては,古河中等教育学校,並木中等教育学校および日立一高附属中学校の3校とも同じ問題になります。

 

Q 現在,仕事の関係で外国に子供と一緒に住んでいます。来年の4月には,帰国できる予定ですが,志願することはできますか。実家は県内にあります。

A 入学日までに保護者とともに県内に居住することが確実であれば,志願することができます。必要書類及び提出については,実施要項に記載されている「県外からの入学志願申請書」及び「転入先の住居を証明する書類」を事前に提出していただきます。詳細については,個別に相談させていただきますので学校までご連絡ください。

 

Q 午後の面接の終了時間は何時ごろになりますか

 A 面接の実施時間は,志願者ごとに異なります。志願者ごとの面接終了予定時間については,志願受付後に送付される受検票と一緒に送付する予定です。

教育内容について

Q さまざまな学力レベルの生徒に対してどのような対策を行いますか。

A: 複数の教員によるティーム・ティーチングや少人数指導を取り入れ,基礎的・基本的な内容から発展的な内容まで,十分に理解できるような授業を実施します。現在のところ,前期課程の数学や英語の授業において,20人程度による習熟度別の少人数指導を取り入れています。また,放課後の補習などを実施しています。

 

Q 教科書は一般の公立中学校と同じ教科書なのですか。

A: 教科書採択の手順に従って採択されます。前期課程では,一般の公立中学校と同じ教科書の中から採択します。しかし,高校の一部先取り学習など中高一貫教育に適した教材を使用するため,副教材は,一般の公立中学校とは異なるものが多くなります。

 

Q 高校受験がなくなることで安心感が生まれ,「中だるみ」が生じませんか。「中だるみ」対策の具体的な方策は何ですか。

A 6年間を深耕期,伸長期,結実期の3期に分け,それぞれに学習課題や試験,宿泊研修行事などを計画的に配置するなど,短期的な到達目標を掲げて,一人一人が目的意識や興味・関心を持続しながら学校生活を送れるよう工夫していきます。

 

Q 大学入試における指定校推薦枠は,ありますか。

A: 新しい学校で実績が無いため,現時点では,私立大学等の指定校推薦枠はありません。ただし,国公立大学や私立大学の一般推薦は,他校と同様に志願することができます。

部活動について

Q どのような部活動がありますか。

   A: 平成28年度は,運動部7,文化部6で活動しています。部活動については,実施場所および指導者等を総合的に判断して決定しています。

 

Q 部活動では,一般の中学や高校と同じように大会に参加できますか?

A: 前期課程では中学生の大会に,後期課程では高校生の大会に参加できます。

 

Q 部活動の活動日はどうなりますか。

   A: 原則として平日の部活動は月曜日,水曜日,金曜日に実施します。

また,土曜日や日曜日,祝日の部活動に関しては,随時検討していくことになります。

 

Q 部活動は,全員参加ですか。

A: 豊かな心と健やかな体の育成のため,できるだけ部活動に参加することが望ましいと考えていますが,通学区域が広範囲であり,遠方からの通学者がいることを考慮して,部活動については全員参加ではありません。

 

Q 部活動のために,土曜日のスクールバス運行はありますか。

A: 原則として,土曜日や日曜日,祝日などの学校休業日に,部活動参加を目的としたスクールバスの運行は予定していません。学校休業日の部活動については,保護者の方に送迎していただくことになります。

   ただし,土曜日や日曜日等に全員参加を前提とする学校行事などを行う場合は,スクールバスの運行ができるよう調整しています。

スクールバスについて

Q スクールバスの運賃はどうなりますか。

A: スクールバスの運行は,保護者団体であるスクールバス運行運営会と各方面を担当するバス会社との間で結ばれる契約にもとづいて行われます。運賃については,受益者負担を原則としていますが,開校年度のスクールバス運賃は,既にスクールバス運行を実施している他の高校の例や学校からの距離を考慮して設定されました。

  平成27年度は,国土交通省の新運賃・料金制度に従い,料金の改訂が行われました。今後も,利用者の状況やその他の運行条件をもとに,運賃の見直しが行われる場合があります。

 

Q スクールバス運行が予定されていないところがありますが,運行してもらえないですか。

A: 開校当初の4方面5コースは,利用者や経費の面を考慮して設定されたものです。毎年,利用者数等の状況に応じて,路線等についての検討が行われます。

  平成26年度以降は,坂東市・境町方面のコースが2コースに増設され,5方面6コースにて運行しています。

 

Q 後期課程(高等学校段階)で,原付バイクによる通学は可能ですか。

   A: 遠方からの通学についてはスクールバス利用を想定しており,通学の安全確保の面からも距離にかかわらずバイク通学を許可する予定はありません。

諸経費・購入品・その他

Q 入学初年度の経費としてどれくらいかかりますか。

A 1年次の経費の総額として,おおよそ男女とも240,000円前後が見込まれます。この額は,並木中等教育学校とほぼ同じ程度の額です。

また,公立中学校と比べますと,国際教育や科学教育の一環として行う語学研修や体験学習等にかかる費用の分が若干高くなっています。

 

Q 4年生で実施予定の海外語学研修の費用はどれくらいかかるのですか。また,いつ頃支払うことになりますか。

A 海外語学研修は,希望者による実施となりますが,おおよそ380,000円程度が見込まれます。集金方法については,積み立て方式を取り入れています。

 

Q 制服のリボンやネクタイと同じように,体育着や上履きも2年ごとに色が変わるのですか。(2年ごとに買い替える必要がありますか。)

 A: 体育着や上履きの色は入学時に決まった色を6年間継続することになります。したがって,2年ごとに買い替える必要はありません。

 

Q 制服はどのように購入するのですか。サイズが合わなくなったときなどに制服を買い替える場合はどこで購入するのですか。

 A: 販売の方法は,指定販売店方式ではなく直販方式を採用しています。2月中旬に会場を設けて採寸及び購入希望をとります。また買い替える場合などは,直接業者に電話やFAX,インターネット等を利用して注文できます。

  

Q 土曜日には何か行事などが行われますか。

A: 外国人との交流活動や伝統文化学習,科学教育等の一環として行う体験学習などは,土曜日などに実施する場合も考えられます。また,後期課程では,保護者の要望に応じた課外授業(土曜講座)を実施してまいります。