大学ファンドを通じた世界最高水準の研究大学の実現に向けて ~国際卓越研究大学の公募・選定について~
4月21日、10兆円規模の大学ファンドの支援対象となる国際卓越研究大学の選定を行うため、「国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)」の第1回を開催し、永岡大臣が出席しました。
永岡大臣は、 「世界最高水準の研究大学の実現に向け、ぜひ、大学側との対話を通じ、変革への意志と将来構想を引き出し、挑戦を後押ししていただきたい」 と述べました。
令和6年度以降の支援開始に向け、審査においては、研究現場の状況把握や大学側との丁寧な対話を実施することとし、透明性や実効性を担保しながら進めてまいります。
[2023.08.15]
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大学入試センター試作問題および文部科学省による情報科指導体制の充実に係る公表に対する見解
2022年11月9日に大学入試センターより令和7年度大学入学共通テスト試作問題『情報Ⅰ』および試作問題『旧情報(仮)』が公表されました。これらは学習指導要領にそった適切なものになっていると本会は考えます。 また、2022年11月8日には文部科学省より「高等学校情報科担当教員の配置状況及び指導体制の充実に向けて」が公表され、情報科の免許外教科担任等の解消が進んでいることが示されました。本会は情報科の指導体制が充実しつつあることを歓迎します。 高等学校を設置する都道府県および政令指定都市においては、情報科指導体制の充実を重要課題として位置づけていただきますよう要望いたします。本会としても情報教育の充実に全面的に協力していく所存です。
[2023.08.08]
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大学入学共通テストで「情報」を必須としつつ配点しない入試に対する本会の見解
令和7年度入学者選抜(令和6年度実施)において、大学入学共通テストで「情報」を必須として課すにも関わらず、配点しないと予告した国立大学があります。本会は、このような不適切な入試を看過できず、すべての受験科目に適切な配点が行なわれることを強く求めます。 入試科目は点数化してその理解到達度を測定するために課すものであり、配点しない科目の受験を強いるのは、入試の実施根拠そのものを喪失することになります。加えて、高校教育の成果を測定することになる入試において配点しないというのは、高校教育におけるその科目の意義を否定することになります。 また、大学入学共通テストにおいて原則として「情報」を課すとした国立大学協会の基本方針を形骸化するものです。 以上の理由により、本会は、すべての受験科目に適切な配点が行なわれることを強く求めます。
[2023.08.08]
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「生成AIの利活用に関する国立大学協会会長コメント」の公表について
国立大学は、我が国の教育研究の中核を担う国立大学として、生成AIの利活用を積極的に推進する立場と懸念を示す立場が学内で相対して存在する場合においても、それらの立場の両立を図りつつ、国立大学の使命として、今後も将来に向けた人材育成と学術研究の推進に努めてまいります。
[2023.08.04]
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理系拡充、大学など111校選定 デジタル人材、最大20億円助成 文科省
文部科学省は21日、デジタルや脱炭素を中心とした成長分野の人材を育成するため、理系学部への転換を助成する事業などに大学106校、高等専門学校5校の計111校を選定したと発表した。理系学部が比較的少ない私立大を後押しするのが主な狙いで、1校当たり最大20億円を助成する。
選定された大学には女子大も含まれ、永岡桂子文科相は閣議後記者会見で「理系分野の専門性を持った女性が活躍できる社会を構築していくことは重要だ」と述べた。 「大学・高専機能強化支援事業」として約3000億円の基金を活用。独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が実施主体となり、助成する。公立と私立を対象とした理系への学部再編支援で10年間に約250校、高度なデジタル人材などの育成に向けた機能強化支援で国立と高専も含め約60校をそれぞれ選定する。
[2023.07.26]
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