令和6年度 医学研 友愛記念病院見学
令和6年10月8日(火)に4年次の医学部医学科への進学を希望する生徒が、医学に対する視野を広げ、医師を目指す使命感を養うため、古河市の友愛記念病院を訪問させていただきました。
今回の見学会では、院長先生やそれぞれの分野の先生方が丁寧にお話やアドバイスをしてくださいました。仕事に向かう姿勢からは、医療のプロとしての責任や仕事への情熱がひしひしと伝わってきました。なかなか見ることのできない最新の手術支援ロボット「ダヴィンチ」を投入している手術室や、さまざまな検査機器がそろっている放射線治療室、心臓カテーテルの実際の様子などを見学することができました。臨床検査室や超音波検査室などの仕事内容は体験を通して学ばせていただきました。病理室の見学では、組織片や細胞から病気を特定していく病理医の仕事について知らなかったことが多く、病理医の必要性を強く感じることができました。調剤室には、正確にかつ速やかに薬を振り分けることのできる機械が設置されていました。IT機器を積極的に取り入れることで、多くの命を確実にサポートする体制がとられていることに感心しました。5名の研修医の先生方との座談会では、医師になるまでの過程や受験勉強への取り組みなどを熱心にアドバイスしていただきました。歳の近い先生方の一言一言は、生徒たちにとって大きな刺激や励みになったと思います。
半日の研修でしたが、リアルな医療現場を見学でき、学びの多い一日でした。夢を実現していこうという意欲につながる貴重な体験となりました。職員の皆様、お忙しい中対応していただき感謝しております。本当にありがとうございました。