創造 Creation
挑戦 Challenge
貢献 Contribution
〇 6年間の継続的・計画的な教育活動を通じて、一人一人が高い志を育み、その
実現に向けて知性と人間性を高める学校
〇 科学教育や国際教育を推進し、体験的・探究的な学習活動の展開により、国内
外で活躍するための科学的思考力や表現力を培う学校
〇 異学年交流を重視した学校行事や部活動、ボランティア活動などを通じて、
社会に貢献するリーダーとしての資質を磨く学校
・広い視野と柔軟な思考力、豊かな感性を備え、新たなものを創造できる生徒
(Creation)
・さまざまな分野への好奇心や探究心にあふれ、自ら進んで真理の追究や課題の解決に挑戦できる生徒
(Challenge)
・高い目標と強い意志を持ち、地域や日本、国際社会の発展に貢献できる生徒
(Contribution)
子どもたちは、一人一人いろいろな夢を持っています。「医師になって人の命を救いたい。」、「科学者になって新しいことを発見したい。」、「環境にやさしい車を開発したい。」、「弁護士になって立場の弱い人の味方になりたい。」・・・
それらの夢をかなえることができるように、この中等教育学校での6年間を私たちは全力でサポートします。子どもたちには、自分の夢に向かって進んで行動できる「創造と挑戦」の精神を身に付けてほしいと思います。
そして、豊かな人間性と失敗をおそれぬ行動力を兼ね備えたリーダーとして、将来いろいろな分野で活躍してほしいと思います。大きな夢を描き、挑戦し、社会に貢献できる「未来への架け橋」となる人間づくりをする学校こそ、私たちが目指す学校です。
学校は、今を生きる子どもたちにとって、未来の社会に向け
た準備段階としての場であると同時に、現実の社会との関わりの中で、毎日の生活を築き上げていく場でもあります。
学校そのものが、子どもたちや教職員、保護者、地域の人々などから構成される一つの社会でもあり、子どもたちは、こうした学校も含めた社会の中で、生まれ育った環境に関わらず、様々な人と関わりながら学び、その学びを通じて、自分の存在が認められることや、自分の活動によって何かを変えたり、社会をよりよくしたりできることなどの実感を持つことができるようになります。
そうした実感は、子どもたちにとって、自分の活動が身近な地域や社会生活に影響を与えるという認識につながり、これを積み重ねていくことにより、主体的に学びに向かい、学んだことを人生や社会づくりに生かしていこうという意識や積極性につながっていくことになります。
こうした学校での学びの質を高め、豊かなものとしていくことにより、子どもたちは、学習内容を人生や社会の在り方と結びつけて深く理解したり、これからの時代に求められる資質・能力を身に付けたり、生涯にわたって能動的に学び続けたりすることができるようになります。
全ての子どもは、学ぶことを通じて、未来に向けて成長しようとする潜在的な力を持っています。教育を通じて、そうした潜在的な力を引き出し高めていくことができることが大切です。
これからの時代においては、社会が成熟社会に移行していく中で、特定の既存組織のこれまでの在り方を前提としてどのように生きるかだけではなく、複雑で変化の激しい社会の中で、様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、自分を社会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、他者と一緒に生き、課題を解決していくための力がますます重要となっていきます。
古河中等教育学校が目指す教育とは、Σソフィア・プロジェクトのもと、人間性の育成と高い学力の育成を矛盾なく進めることにあります。学びの目標には、大学受験だけでなく、その先、自分が社会にどのような形でかかわっていくのかまで視野に入れる必要があります。
そのため、本校における学校教育を通して、子どもたちにいろいろなことを体験させ、探究させ、そして自立させることを目指していきます。
本校での体験と探究と自立によって得られる「学びの精神」は、生涯にわたって役立つ重要なスキルとなることでしょう。